6畳分のスペースを吹き抜けにした明るいリビング。リビング階段はオープンのストリップ階段を希望していたが、将来お子様が使うことを考えると危ないというデメリットも考慮し、箱型階段に。明かり採りと開放感を出す目的で、壁の一部に開けた空間がオシャレ。
黒のガルバリウム鋼板で統一したシックな外観。サイズ違いで並ぶ正方形の窓(左)は、外からの見た目を考えたご主人のアイデア。
ご結婚と同時に、家づくりの決心をしたというK様ご夫妻。いくつかの住宅展示場を見に行きましたが、売り込みや営業の電話が次々とかかってくることが辛く、なかなか住宅会社が決められなかったと言います。そんなとき、ご主人のお父様の知人を通じて紹介してもらったのが、フィックスホームでした。
「会社の利益よりも僕らの目線に立って考えてくれるので、とても信頼ができました。暮らしの中でこんな風にしたい、と希望を伝えると、間取りの中で的確にそれを実現してくれる。打ち合わせが楽しみでした」とご主人はおっしゃいます。
グレーの壁で仕切り、入口を2ヵ所に分けた玄関ホール。靴の収納棚は家族用の玄関に設置し、来客時には見えない仕組み。現在は冬用のタイヤを収納。
シンプルな空間の中に、濃淡の異なるグレーが気持ち良く配色されたダイニングとキッチン。当初はナチュラルな木調だったキッチンもグレーに変更し、より落ち着いた印象に。ランプと椅子の黒、家電を置いたコルク調の棚がアクセント。
開放的なオープンキッチン。右奥の白い扉は食料のストックを収納するパントリー。ウッドデッキに出られる勝手口は、バーベキューのときにも大活躍。
キッチンから、洗面脱衣室や浴室にかけて、壁や床のグレーがどんどん濃くなっていくグラデーション。浴室は落ち着けるよう、黒に近い色味に。
黒、白、グレーの3色がバランス良く配置されたシックなトイレ。「壁以外に、天井も黒というのが気に入っています」とご主人。(写真右)
2階の廊下から見下ろした吹き抜け部分。フィックスホームからの提案で入れたという3本の化粧梁が、空間のアクセントになっている。縦長のスリット窓からは、外の緑もよく見える。(写真左)
玄関→洗面脱衣室→キッチン→リビングダイニングと回遊できる動線。「出勤前は慌ただしいので、どこからでも出入りできて便利です」と奥様。
ご夫妻一番のこだわりは、開放感のある吹き抜けのリビングです。南向きの窓からは明るい光が降り注ぎ、外に見える木々の緑も白い壁によく映えます。共働きでお忙しいお二人ですが、吹き抜けにしたことで、家の中でお互いの気配を感じられるようになったと言います。「2階から1階に向けて呼んでも声が聞こえるし、家全体に一体感があるんです」と奥様。
また、床や壁紙、照明などにもお二人それぞれのセンスが活かされ、静かで落ち着いた空間になっています。1階はご主人が好きだという黒や白を基調としたシックな雰囲気、2階は北欧のインテリアが好きだという奥様のこだわりが詰まった、明るく優しい印象になりました。「二人共通して好きな色がグレーで」という壁紙も、空間の中で差し色として効いています。
「小物や雑貨を素敵に飾るのが苦手なので、あまり何も置かなくても様になる家にしようと思いました」とご主人。収納スペースもたくさん確保してあるので、室内に棚や物を置くこともなく、壁紙や床材をすっきりと見せることができています。
他にも、玄関、洗面脱衣室、キッチン、リビングをぐるりと回遊できるように動線をつくり、忙しい中でも奥様が手間なく家事を進められる工夫もしました。
「仕事先や旅先でも、早く家に帰りたいと思うようになって、家で過ごすのが楽しみです」というご夫妻。その言葉が、お二人の満足度を物語っていました。
2階ホール(上)と廊下(下)。北欧のインテリアが好きな奥様が選んだ、かわいい小物が並ぶ。水色のドアやナチュラルな色味の床で、優しい雰囲気に。バルコニーと隣接したホールは室内干しも可能なスペース。
2階の廊下奥には、同じ広さの個室が2つ並ぶ。将来は子ども部屋にする予定で、扉付きのクローゼットも完備。
2階のホール付近にある西向きの個室は、ご夫妻の主寝室。白い引き戸の奥は、3畳のウォークインクローゼット。どちらも白でまとめられて清潔感がある。
担当の楢崎さん(左)、川尻さん(右)と。「家づくりは信頼関係が一番大切だなと実感しました」とご主人。
構造:木造
延べ床面積:103.09㎡
階数:2階
会社名:株式会社フィックスホーム
所在地:滋賀県栗東市下鈎1191-1
連絡先:0120-52-5033
FAX:077-551-5035
メール:info@fixhome.jp