住宅事例や家づくりのお役立ち情報満載!
子育て世代のための家づくり応援サイト
ieMADO[イエマド] TOPページ > 特集 > 【イエマドαダンドリ特集STEP3】家づくりの流れとポイントはこれで完璧!

【イエマドαダンドリ特集STEP3】家づくりの流れとポイントはこれで完璧!

「子どもの進級・進学までには新居を完成させたい!」そう考えているご家族は多いはず。失敗しない家づくりのために、流れやポイントを押さえることはとても大切。家窓さん一家の例を見ながら、家づくりの流れやポイントを学びましょう。これで家づくりの計画はバッチリです!

2018.10.31/イエマド編集部

Step3 住宅会社を選ぶ

前半の大きな山場が、住宅会社選びのプロセス。家間戸さん一家はまず、会社のタイプごとに特徴を学ぶことにしました。自分たちにはどんなタイプが合っているかを見定め、その上で「良い住宅会社とは?」の条件と照らし合わせるつもりです。

会社の規模や体制による住宅会社4つのタイプ

①ハウスメーカー(大手住宅会社)

 

CMなどでおなじみのハウスメーカーは全国各地に支店や営業所を持っていて、自社内で商品開発を行い、大規模に生産する体制を整えています。ただし、実際の工事は下請けの工務店に委ねていることがほとんどです。大手ならではの安心感がある反面、膨大な広告費やモデルハウスの建築維持費などが転嫁されるため、家の価格は全体的に高めです。

 

②工務店

 

工務店は地元密着型。プラン段階から引き渡しまで一貫して請け負うのはもちろん、土地探しや施工後のトラブルにまで柔軟に対応してくれる、頼れる存在です。家の価格は低めですが、会社の規模でいうと中小企業の枠に入る場合がほとんどなので、信頼に足る会社か、健全経営かなどが重要な見極めポイントです。

 

③設計事務所

 

個性的な家を建てたいなら、断然、設計事務所がおすすめです。ただし施工コストは高くなりがちです。凝った家づくりをする都合上、建材を効率的に使うような手法をあまりとらないためです。

 

④フランチャイズ

 

企画から宣伝までを手がける本部と、施工を担う加盟店(主に工務店)で構成されています。工務店単独では難しい部材の一括仕入れや、商品(家)を企画パッケージ化することでコストダウンを図っているため、標準仕様内で建てれば安く抑えることが可能です。が、あれこれ希望を盛り込むと割高になる傾向があります。

家の性能を左右する構造や工法 住宅会社には得意・不得意が

日本の戸建て住宅の構造は、主に費用面での理由から、大半が木造です。そのほか、高額な構造としては鉄筋コンクリート造(RC)や鉄骨造などがあります。

 

工法は、柱と梁でつくられた骨組みで建物を支える「軸組工法」と、壁(面)で建物を支える「壁式工法」とに大別されます。

 

どんな構造・工法にもメリットとデメリットがあり、また住宅会社ごとに得意とするものが異なったり、取り扱っていないものもあります。住宅会社を選ぶ際には、自分たちがどんな家を建てたいかなどの点から総合的に判断しましょう。

木造戸建て住宅の主な工法・構造

<木造在来軸組工法>

 

日本の伝統的な工法。単に「在来工法」と呼ぶことも。日本の一戸建ての5割以上がこの工法でつくられています。コンクリート基礎の上に柱と梁で骨組みをつくり、斜めに渡した筋交いで補強することで、建物にかかる力を軸および点で受けます。

 

<プレハブ工法>

 

柱や梁、壁などの部材を工場で生産し、現場で組み立てます。品質の安定性や耐火性などの各種性能審査が義務づけられていて、クオリティにバラつきが出にくいのが特徴。躯体の素材は、木造以外にも鉄骨系、コンクリート系など各種あります。

 

<壁式工法>

 

北米から輸入された「ツーバイフォー(2×4)」工法のことで、正式名称は「枠組壁工法」。断面が2×4インチの角材でつくった枠に合板を打ち付け、ゆがみに強い「面」をつくったら、それらを6面体に組んで空間を構成します。力は面で受けます。

資金計画から手伝ってくれる会社を選ぼう

住宅会社は、ぜひ家づくりの資金計画から面倒を見てくれる親身な会社を選んでください。「え? 住宅会社って、そんなこともしてくれるの?」もちろん、世の中そんな会社ばかりではありません。

 

だからこそ、「建てた後」の暮らしのことまで考えてくれるいい会社は貴重です。ましてや、ちょっと話を聞かせて…と訪れただけなのに、初対面でいきなり「銀行でいくら貸してもらえるか、先に確かめてきて」など、素っ気ない態度をとる会社は、相手にしてはいけません。

 

親身になって一緒に資金計画を立てる。なおかつマイホームへの要望をまとめ上げ、予算内にしっかり収めてみせる…そんな会社こそが、真のプロフェッショナルです。

うやむや回答ナシ!いつでもわかりやすい説明

住宅会社での相談や打ち合わせの際に、担当者の受け答えをじっくり観察しましょう。大抵の人にとっては、家づくりは初めてのことばかり。工法や技術、建材など、わからないことだらけ。でもそこをていねいに、初心者にもわかりやすく説明できるかどうか? これは、実は住宅会社の力量を示す大事なポイントです。

 

回答をうやむやにして、次回へ先送りしていないか。あるいは「できますよ!頑張ります!」のオンパレードで、具体的な説明を避けていないか。その辺がアヤしい会社は、知識が浅く不勉強な可能性があります。住宅会社として研鑽を積んでいないということとイコールですから、気をつけたいものです。

何十年も住み続ける家だからメンテナンスと保証は必須

家は「建てて終わり」ではありません。その先、何十年も住み続けるものです。ですが残念ながら、どんなにていねいに施工しても、家自体の経年劣化だけは避けられません。定期的なメンテナンスは、家の寿命を延ばす最善策です。

 

したがって、メンテナンスや保証の体制がしっかりしているかどうかは、会社選びの大事な要素。「瑕疵担保責任保険」にちゃんと加入しているか、築何年めにどんな定期点検をしてくれるのか、その際の費用負担はどの程度か…などについて、住宅会社の考え方を確認してください。そして納得のいく体制をとっている会社を選ぶようにしましょう。

大幅な値引きを申し出る会社には気をつけて!

キャンペーンなどと言って、数十万~数百万円という大幅な値引きを提示する会社があります。そんなとき「ラッキー!」などと思ってはダメ。こういう会社は要注意ランクの会社だと考えたほうが賢明です。

 

というのも、値引きができるということは、最初からその分が価格に上乗せされているということ。不誠実だと思いませんか? あるいは値引き分をひねり出すために、材料を間引いたり、ワンランク下のものを使ったりして、コストを圧縮しているのかもしれません。または、下請けの職人さんたちの工賃を不当に値切っている可能性も…。

 

いずれにせよ、あまり信用したくない会社であることは間違いありません。大幅値引きを申し出る会社には、「何かある」と思いましょう。

「いい会社」を見極める極意

①資金計画から親身になってくれる会社

②明快・ていねいな受け答えで知識が豊富な会社

③後々のメンテナンスや保証がしっかりした会社

④安易な値引きを申し出ない誠実な会社

 

いかがでしたか?本日お話した、住宅会社選びは引き渡しから10~8カ月前に行うのがベストな時期です。次回は、引き渡しから8~6カ月前に行う「資金計画を立てる」についてのお話です。

 

皆様の不安を解消できるようやさしく、分かりやすく解説させていただきます。家づくりの流れとポイントを押さえて、理想の家を建てましょう!

校正・文◎鈴木キャッシー裕子 

 

イラスト◎宮原あきこ、ゆあさしょうこ