
取材・文/鈴木キャシー裕子

引き渡し前の新築の家を公開する「見学会」というのが、ビルダー主催でよくあります。
ピカピカのシステムキッチンや広々としたリビングを眺めながら、「いくらくらいで建つのかな?」なんて、いろいろなことを考えたり夢に見ながら参加する見学会ですが、じつは、本当に見るべきものは「家」そのものではないのです。
真に見るべきは「会社の実力」。
「行列のできる見学会」になることで姫路では有名な、モリシタ@ホームさんにうかがって、見学会のチェックポイントをきいてみました。
見学会で各社をしっかり比較・検討して、あなたの家づくりのベストパートナー選びに役立てましょう。
受付での対応を見れば、その会社のことがおおよそわかるとモリシタ@ホームの森下社長は言います。
気持ちのいい対応をするかどうか、それももちろん大切ですが、あわせて、当日の案内要員として受付に控えている「チームの構成」もチェックしてみましょう。
ポイントは、営業マンだけでなく、設計や現場の人など、いろいろなセクションの社員が来ていること。
家は営業マンだけでは建ちません。各セクションからスタッフが参加している会社は、家は「売るもの」ではなく「つくるもの」だと考えている証拠です。おそらくセクション同士の横のつながりもいいはずで、実際に家を建て始めてからのトラブルも少ない可能性が高いのです。
スーツの人(営業マン)にまじって作業着の人がちゃんといるか、ぜひチェックを!
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差し入れのお菓子などを携えて、何やらその会社と親しそうな一家が見学会にやってきた――そんなシーンを目撃したら、得をしたかもしれません。おそらくそのファミリーは、そこの会社で家を建てたか、建築中かのどちらかでしょう。
彼らがにこやかに見学会を慰労訪問・・・ということは、施行中にトラブルなし!良好な関係を築いていることの表れに他なりません。その会社には、安心ポイントをひとつ追加できそうです。

「家はもちろん家族のために建てるもの。それをちゃんとわかっている誠実な会社なら、見学会での子どもへの対応にも自然と表れてきます」
と森下社長。
おじいちゃん、おばあちゃんへの対応も同じ。家を買う人だけに丁寧に接して、後は放ったらかしという態度のところは要注意です。
家を建てるとなると、綿密な打ち合わせも幾度となく必要になってきます。が、そのたびにお子さんをよそに預けて、大人だけで打ち合わせ・・・なんてできるはずもありませんよね!
だからこそ、子どもともうまく付き合える人、子どもにも気が回る会社でないと、家が建つまでの長い道のりは一緒にやっていけないのです。
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左の写真で、リビングの壁ぞいに並んでいるパネル。 モリシタ@ホームさんの見学会では、家づくりの際のプチ情報などが、こうしたパネルになって随所に。 |
こちらも、家のいろいろな所に掲げられたパネル。家の情報や使った建材の説明はもちろん、こだわりの家づくりをするコツ、土地はどうしたら手に入るのか?・・・といった、誰もが興味を抱く内容がもりだくさん。 見学時間内だけではスタッフが口頭でカバーしきれないような情報まで手に入るのが、こうしたパネルのいいところです。こちらのお宅を建てた職人さんの写真もあったりして、家づくりの「顔」が見えるのも、なかなかいい感じです。 |
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