

玄関から家に入ってきて一度リビングを通らないと2階に登れない間取りのことだ。
そんな状況を防ぐ為に採用するという方も多くなっている。
確かになかば強制的にでも子供と顔を合わせることが出来る。
本来はそんな間取りになっていなくても自然と出掛ける時や帰ってきた時、そして友達が遊びに来た時には挨拶をするように教育するのが大切なはずだ。
その気持ちを忘れてしまうとリビング階段になっているのでとりあえず顔は合わすけれど挨拶はしない・・・。なんていう家族が増えてしまいそうな気がする。
間取りに子供の教育をさせることは出来ない。
新しくマイホームを持つというのはほとんどの方にとってかなり特別なこと。人生の一大事業だから、ついつい力が入りすぎてしまっている方も多く見受ける。
一番恐いのは、資金的に背伸びをしてしまうこと。夢のマイホームに目がくらんで無理をしてしまう。
しかし、その先に待っているのは・・・
これでは家を建てる意味がない。どんな豪邸もそこに家族の幸せがなければただの箱に過ぎない。
絶対に無理の無い借入れの計画を立てなければならない。
もし家を建てるとしたら「庭」に関して何か考えを持っているだろうか?子供の情操教育の一環としてお庭で生き物を飼いたい。植物や野菜などを育てたい。と思われているかもしれない。
ある中学受験の試験問題でかぼちゃはどんな風に出来るか?という問題が出題され、自分の子どもが答えられず、机の上の詰め込み型の受験勉強に疑問を感じたという方がいたが・・・
土をいじる、雑草を抜く、植物に水をやり成長を楽しみにする。季節の花を知る。庭にやってくる虫を見る。野菜を育てる、それを収穫して食べる。生き物の命に触れる。
庭は子供にとって一番身近な自然を感じることの出来る場所かもしれない。
決して広い庭である必要はない。小さい庭でいいのでちょっとこだわってみてはいかがだろうか?

もしも家を建てる時にどうしても1箇所しかこだわれないとしたらどこにこだわるだろうか?
人それぞれだと思うがリビングだという方は多い。こだわるといっても別に豪華である必要も優雅である必要も無い。
ただ、たとえ子供部屋を小さくしてでも・・・家族が常にリビングに自然と集まってくるような家が理想ではないだろうか?大切なゲストを迎える為の外面のいいリビングでなく家族が集まり団欒が出来るリビング、家族が主役のリビングが理想ではないだろうか?
子供にとって、家は帰る場所であり心のよりどころであって欲しい。
その中でも特にリビングは家族が集まる象徴になりうる。
仲のいい家族が集まる為のリビング。
家族が居心地よく居れるために最低限の広さと快適さがあれば、それだけでいいはずだ。
そしてそんなリビングさえあればそれだけでいい家なのではないか?