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流れる家事動線と巧みな色使いでスタイリッシュに暮らす家

光が差し込む明るいリビングで家族の時間を過ごす山形様ご家族。床の色に合わせて天井に化粧梁を設けるなど、木の温もりを大切にした空間だ。リビングや和室で遊ぶお子様の様子が見渡せるようにと、対面式のキッチンにしたのは奥様のこだわり。

2018.09.07/イエマド編集部

アットホームなビルダーと予算内で理想を実現

黒い外壁がスタイリッシュな外観。黒一色だと沈んでしまうからと差し色に取り入れた茶色が温かい雰囲気を醸している。

山形様ご夫妻の家づくりはお子様の誕生がきっかけでした。手狭な集合住宅から戸建てに引っ越そうと、最初は中古や建売の住宅を見て回りましたが、なかなか納得できる家がありません。そこへ奥様のお祖父様から土地を貸してもらえることになり、注文住宅も検討し始めました。

 

「予算が一番の不安でした」というご夫妻。そんなときに出会ったのが羽生建築工業です。「他社も行きましたが、羽生建築工業さんは予算内で自由な設計ができるうえ、積雪などに対する強度も他よりしっかりしていて理想が実現できると感じました」とご主人は話します。アットホームで親身になって話を聞いてくれるので、何でも相談できたことも理由の一つです。

シックでかっこよくしたかったというリビングにはネイビーのクロスを配置。ダイニングの横長の窓は一つの予定だったが、部屋が暗くなりそうだからと急きょ二つにした。「羽生さんが臨機応変に対応してくれたので助かりました」(ご主人)。

プラスアドバイス

空間をオシャレにする丸型ニッチ
玄関ホールの壁に丸いニッチを設けました。高い技術が必要で羽生さんでも初めての試みだったそうですが、社長も快諾してくださって実現。板は自分たちで塗ったので愛着もあるし、玄関がぐっとモダンでかっこよくなりました(ご主人)。

ニッチと明かり取りのガラスブロックがかわいらしい玄関。明かりが灯れば、ガラスブロックを通して和室からわかる仕組み。(写真左)

 

トイレはモノトーンながらギンガムチェックの壁紙でポップな印象に。タンクレスのトイレで空間もゆったり。(写真右)

DK全体に統一感が出るようにキッチンは木目調に。カウンター下のニッチにはホットプレートや携帯の充電用のコンセントを備えている。

リビングと間続きの和室には奥様の身支度やお子様の勉強に便利な机を造り付け。お子様が小さいうちは1階で過ごすことが多いため収納もたっぷり。

青空のようなブルーの天井がさわやかな2.5畳の物干し室。玄関ホールへと続くドア(写真右)横は掃除用品などを仕舞う収納スペース。

洗面脱衣室の棚は階段下の空間を利用したもの。キッチンから気配がわかるようにドアはガラス入りのものを選んでいる。

アクセントクロスの活用で部屋を表情豊かに演出

間取りを主導したのは奥様。こだわりはLDK、洗面脱衣室、物干し室を回遊できるように配した、行き止まりのない家事動線です。特に、冬の長い北陸では物干し室が大活躍。洗面脱衣室の隣にあると室内干しをするときに動線が短くなり、とても便利です。

 

また、階段はリビングではなく廊下に配置しました。「悩みましたが、子どもの思春期を考えると外にあった方がお互い気兼ねせずに過ごせるかな、と思ったんです」と、将来を見据えた間取りです。

 

一方、スタイリッシュかつ木の温もりを感じる空間にしたいというご夫婦共通の思いのもと、配色はアパレル業界に勤めるご主人が持ち前のセンスを発揮しました。

 

壁は白を基調にしながら、部屋ごとに「さわやか」や、「シック」といったテーマを設けてアクセントクロスを入れることで、オシャレでメリハリのある空間づくりに成功しています。

 

「2階はプライベートな空間なので、白いクロスも1階より落ち着いたトーンのものにしました。白だけでもいろいろな種類があるので選ぶのが楽しかったです」とご主人。間取りの図面を見るだけではイメージできないため、見学会にも積極的に足を運んで参考にしたと言います。

 

「完成に近づくにつれて喜びの反面、家づくりが終わってしまう寂しさも感じた」と話すほど充実していた山形様ご夫妻の家づくり。前の集合住宅ではお子様が走り回るたびに注意しなくてはなりませんでしたが、今はそんな配慮も必要ありません。のびのびと過ごすお子様の姿を見ることが一番の喜びだと、ご夫妻は目を細めていました。

息子さんの部屋は「青」がテーマ。ドアやカーテン、ニッチを青でそろえた。各部屋に設けたニッチは建設途中に一部屋ずつ回って場所を決めたという。

もう一つの子ども部屋は白で統一。「他の部屋は色を使っているので、ここは混じり気がないピュアな部屋にしたいと思いました」とご主人。

主寝室は和室。鶯色の壁紙にダークブラウンの折り上げ天井を組み合わせて上質な空間を演出。壁にはお子様の絵本などを並べる棚も設置。

アパレル業という仕事柄、服を収納するウォークインクローゼットが欠かせなかったご主人。服の種類ごとに収納できるように仕切りや棚を設けている。

屋根裏を利用した物置スペース。布団用の棚や家族のアルバムを納めるための可動式本棚もあり、収納力は抜群。

家づくりアドバイザーの石田さん(後列)と山形様ご家族。「地域密着で対応も早いですし、私たちの意を汲んで提案してくれるので信頼できました」と奥様。

紹介したお家の基本情報

構造:木造

延べ床面積:107.96㎡

階数:3階

工務店情報

会社名:有限会社羽生建築工業

所在地:福井県大野市中据16-20

連絡先:0120-48-0618

FAX 0779-65-5385

http://www.fithome.jp

info@fithome.jp

間取り

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