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光と風がよく似合う南国のナチュラルな平屋

ナチュラルをテーマに、床材は無垢の白桜。照明は、アットホームな温もりを出すためと、奥様がまぶしい光が苦手なため、温かみのある色でそろえた。奥の二つの扉は子供部屋の入口。必ずリビングを通り抜けるように配置された。

2018.10.12/イエマド編集部

ビルダーの決め手は懐が深い人柄の良さ

切妻屋根のシンプルな平屋。陶器瓦のオレンジと外壁の白が強い陽射しによく映える南欧風デザイン。「人をたくさん招きたい」というご主人の希望から、4、5台分の駐車スペースを確保した。

「このテーブルも無垢材です。同じ九州圏である大分のヒノキ。地元に貢献です」。ナチュラルな雰囲気を目指し、ぜひ無垢材を取り入れたかったと言うご主人。明るく爽やかなリビングは、光沢の美しい白桜を床材に使っています。

 

「癒されます。仕事の疲れが吹き飛びますね。早く家に帰りたくなります」と無垢の良さを実感しています。

 

子供の頃から賃貸暮らしだったご主人は一軒家に強いあこがれがありました。30歳をめどに家を建てようと、資金の準備も結婚してすぐに始めたと言います。そんな熱心なご主人が住宅会社選びで重視したのは〝人〟でした。

 

「どこの会社もみないい家をつくるんです。違ったのはお客様への姿勢。フリーダムホームさんが一番でした」。特に、見学会に必ず自ら出向く川上社長の真摯な姿に感銘を受け、さらにホームページの熱いメッセージに心打たれました。「懐が深い、人柄の良さが見えました」と、ご夫妻一致で同社に決めました。

門柱から玄関までのアプローチがかわいらしくまとめられている。門柱はリビングの目隠しとして防犯を兼ねている。

二つの扉の奥は、水回りや寝室に続く通路でつながっている。掃き出し窓の外のウッドデッキを洗濯物干し場としているため、リビングは洗濯動線の一部となっている。扉のレトロなチェッカーガラスがナチュラルテイストのリビングにぴったり。

背面の収納は、システムキッチンの色合いに合わせて家具職人に特注したもの。「標準装備のものと金額に差の出ない範囲でつくってもらいました」とご主人。明るいキッチンが好きな奥様の要望で棚越しに明かり取りの窓をつけた。

プラスアドバイス

二ヵ所の明かりを補助するおしゃれな手元灯
ダイニングのペンダントライトとキッチンのダウンライトの間に手元灯を付けました。食事のとき、調理のときとで、明かりを補えるので、中間のライトとしてうまく効果が出ていると思います。(ご主人)

純和風の和室は、お子様の遊び場、寝室、客間と多目的に使う。お雛様などを飾る板の間はリビングと同じ白桜で品を出した。掃き出し窓からウッドデッキに出られるので布団干しがラク。

リビングからも和室からも出られるウッドデッキ。洗濯物干し場であるため、しっかりと屋根を設けた。右側の筋交いの部分は布団干し用。

4人家族のコンパクトな平屋生活のズレは通路で解消

平屋にしたのは老後を考えてのこと。平屋に十分な広い土地を手に入れた上で、「掃除や手入れがたいへんになるのは避けたい」と、建物はコンパクトにまとめました。

 

ただし、リビングと寝室の間にはしっかりと通路を取り、仕事で遅く帰ってくるご主人が家族を起こさないようにするなど、生活パターンのズレによる不便を最小限に抑えています。

 

一方、子供部屋はリビングを通り抜ける場所に置きました。親子が必ず顔を合わせるための工夫です。その子供部屋のつくりに関して、「居心地を良くしたくなかった。だからアンテナ配線もないし、照明もこだわっていません」とご主人。「日々の暮らしは共有のスペースで送るのが一番」とにぎやかな団らんを思い描いています。

 

酒田家の家づくりはご主人主導かと思いきや、「私が企画して妻が承認する形です」と、やはり奥様がしっかりと引き締めていました。そんな奥様がこだわったのは収納の多いキッチン。「広げて料理できるのがいい」と言いかけると、すかさず「もともとうまい妻の唐揚げがさらにうまくなりました。幸せです」とご主人。あふれる喜びが伝わってきました。

1.5畳の広いトイレは、大きな窓と清涼感のあるクロスでまるで部屋のよう。 「体が大きいのでゆっくりできるトイレにしました」とご主人。(写真左)

 

白桜の床、リーフグリーンの玄関扉、ニッチでかわいらしい空間になっている。リビング、寝室、水回りを結ぶ玄関ホールは人の往来が多いため、照明はセンサーライトを採用。「夜中にトイレに行くときなど自動でつくので便利です」。(写真右)

西日の差し込む明るく広々とした洗面脱衣室と浴室。「子供をお風呂から上げて着替えさせるまでの一連の作業がここでできます」。収納棚の棚板を洗面台の上まで延ばし、収納力をアップさせた。

9畳の子供部屋は将来的に二つに仕切ることができる。「普段はなるべく共用のスペースで過ごして欲しいので」と、あえて内装や設備はこだわらずに。勉強に集中するための部屋。

寝室は、カーテンを初め、建具も床も色のトーンを落とした。二つある収納のうち、一つはウォークインクローゼット。2畳分あり、家の中のメインの収納として使っている。

下村さん(左端)、川上社長(左から2番目)と。「打ち合わせ中、子供の面倒をよく見てくれるので集中できました。事務所まで少し距離はありましたが、遠くても行く価値のある会社です!」とご主人。

紹介したお家の基本情報

構造:木造

延べ床面積:101.23㎡

階数:1階

工務店情報

会社名:フリーダムホーム 株式会社川上建築

所在地:宮崎県東諸県郡国富町大字森永1659-1

連絡先:0120-357-778 

FAX:0985-75-4894

http://www.freedomhomekawakami.com/

メール:info@freedomhomekawakami.com

間取り

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