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【イエマドαダンドリ特集STEP4】家づくりの流れとポイントはこれで完璧!

「子どもの進級・進学までには新居を完成させたい!」そう考えているご家族は多いはず。失敗しない家づくりのために、流れやポイントを押さえることはとても大切。家窓さん一家の例を見ながら、家づくりの流れやポイントを学びましょう。これで家づくりの計画はバッチリです!

2018.11.28/イエマド編集部

Step4資金計画を立てる①予算編

家づくりの予算を出すのに何より大切なのは、我が家は「月々いくらなら返済していけるのか?」を知ることです。ここを間違えると、せっかく新居を建てたのに、返済にアップアップになって暮らしを楽しめないことにもなってしまいます。

 

そのためにも最初に収入を正確に把握することは欠かせません。それも「額面」の金額ではなく、税金や保険料などが天引きされた後の「手取り額」を知ることが必須。食費などの生活費は、当然ながら手取り額から捻出しますよね。それと同じように、住宅ローンも額面ではなく手取り額をベースに考えます。

「未来家計簿」をつけて未来の支出額を想定する

次は、家を建てた後の暮らしを想定して「未来家計簿」をつける作業です。たとえば家を建てた3年後や、あるいは、より安心確実な額をはじき出したいなら、お子様が成長し、生活費がピークとなる頃などを想定するといいでしょう。

 

ともかく○年後の暮らしを想定して家計簿をつけ、「未来の想定支出額(月額)」を出します。その際忘れてはいけないのは、新居の固定資産税や、広くなった分増える水道光熱費です。将来必要になる家のメンテナンス費用を毎月貯蓄することもお忘れなく。

 

現在の平均月収の手取り額から未来に想定される支出額の月額を引いた金額が、毎月のローン返済可能額となります。

ボーナスはあてにしない

「予算は多いほうがいい」と、ボーナス併用でローンを組もうとする人がいます。でも、これは危険な考え方。いつ何時もらえなくなるかもしれないボーナスに頼ってはいけません。副収入なども同様。「プラスアルファ」の収入がなくなったとたんに返済に困るケースが実に多いのです。

月々の返済額から、借入れ額をはじき出す

住宅ローンの返済に回せる月々の額が出たら、続いて借入れ可能額の算出です。さきほど計算した「住宅ローンに回せる月々の想定額」をもう一度確認してください。 

 

次に、住宅ローンの返済年数を設定しましょう。返済年収は、できれば定年までに完済できるような年数を設定してください。現在30歳で、定年が65歳だとすると予定している返済年数は、35年となります。ただし、「早く返し終わりたいから」と無理に返済年数を短くしてしまわないことが大切です。当然ながら、借入れできる額が少なくなってしまいます。 

 

返済年数を設定したら、予定している住宅ローンの金利の利率を設定します。ここでは仮1.70%と設定します。これは、「固定金利型」の代表格“フラット35”が1.70%前後の金利であることが多いためです。 

 

そして、予定している返済年数と金利を「元利均等返済の返済額早見表」に照らし合わせて、借入金1千万円あたりの返済額を求めます。今回の場合だと、35年返済で金利が1.70%なので、1千万円あたりの毎月の返済額は31607円とはじき出されます。 

 

最後に計算式(毎月のローン返済想定額÷1千万円あたりの毎月返済額)×1000万円 に当てはめると、我が家の借入れ可能な総額をはじき出すことができます。 

 

毎月のローン返済想定額が7万円だとすると……(7÷31607)×1000万円=2214万円

この額が住宅ローンで借りられる額となります。 

さて、我が家の総予算はいくら?

後に、現金で用意する「自己資金」を計算します。というのも住宅ローンは家の代金の8割程度までしか貸してくれないものも多いからです。その残り2割である「頭金」は、自己資金から補填しなければなりません。

 

また、工事の手付け金、ローン借入れのための諸費用などもローンに組み込めないことが多く、その場合もやはり自己資金から捻出することになります。

 

「そんなに自己資金ないよ…」と青ざめている人は慌てないで。現金で払う諸費用は思ったより少ない場合もありますし、最近は10割まで貸してくれる住宅ローンもあります。まずは住宅会社に相談しましょう。

 

貯蓄と親からの資金援助の総額を出し、そこから当面の出費や、近い将来考えられる大きな出費など「万が一の備え」分を引いた残りが自己資金。そして「自己資金+ローンの借入れ可能額」が、あなたの家と土地の総予算です。

「借りすぎ」に要注意!

金融機関へ住宅ローンの相談に行くと、計算機を叩いて「○万円まで貸せますよ」と言われることがあります。でもその額は、大抵「借りすぎ」。金融機関は額面年収の6~7倍を「融資限度額」として単純計算しているだけで、天引きされる税金や月々の生活費などは、まったく考慮に入れてくれていません。

 

うのみにしてその額を借りてしまうと、生活は相当苦しくなります。月々の返済額は「手取り額の2割程度」を目安にしましょう。

 

いかがでしたか?本日お話した、住宅会社選びは引き渡しから8~6カ月前に行うのがベストな時期です。次回は、「資金計画を立てる②お金の知識編」についてのお話です。

 

皆様の不安を解消できるようやさしく、分かりやすく解説させていただきます。家づくりの流れとポイントを押さえて、理想の家を建てましょう!

 

校正・文◎鈴木キャッシー裕子  イラスト◎宮原あきこ、ゆあさしょうこ