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「出したらしまう」はしつけの一歩 大きめ収納ですっきり片付け

「雑貨で飾っていきたい」と奥様が夢を膨らませるかわいらしいLDK。アンティークな二つのドアの裏は通路になっており、お風呂前にご主人とご長女でぐるぐると追いかけっこをするのが恒例になっている。内装は、抜群の陽当たりを生かすために白でまとめており、14畳の空間がより広く見える。

2018.11.12/イエマド編集部

陽当たりを活かした明るいLDK

土地選びは、自動車整備士のご主人の希望で「カーポートをつくれる広さ」を重視した。外観は、レンガ調をアクセントにしたナチュラルテイスト。施工中に何度も車で通って奥様は「かわいい!」を連発していたのだそう。

「寝室から下に降りてきたときに、光の入り具合で〝今日は晴れてるな〟って。そういうのがわかるのがうれしい」。

 

ご夫妻のお気に入りは朝日もたっぷり差し込むリビング。床も建具も白ベースでさわやかにまとめました。カーテンも、外から透けて見えない程度に遮光性を落とし、なるべく明るさを損なわないように工夫しています。

 

「それに白は無難だから。前のアパートより良ければ充分という考えなので標準仕様でいいんです」とご主人。大勢の人の選ぶ物はいい物という持論にもとづいた上で、アトラスホームの標準仕様の質の高さにとても満足しています。

 

「大手ハウスメーカーも見て回りました。細かいところでいろいろ違うんでしょうけど、その違いだけで〝1000万円も差があるの?〟って。正直、値段ほどの違いがわからなかった。アトラスさんは、価格は安いのに安っぽくない。オプションでもそんなに値段に差がないんですよ」。

ナチュラルなレンガ調の外壁に合わせて、玄関扉はアイアンをあしらったウッディーなデザインに。大型シュークロークは幅2.4mと3人で使うには十分な容量。シュークロークの奥とホール横の二つの窓、そして玄関扉のガラスから明かりを採っているため、とても明るい。

テレビボードやテーブル、照明器具も含めて淡い木目を多く使い、ナチュラルな雰囲気を出した。照明の色は、キッチンを昼白色、ダイニングとリビングは電球色と分けている。床は丈夫なフローリング。「それでもしょっちゅうおもちゃを落として傷つけちゃうんですが、わざとじゃないですから仕方がないですね」とご夫妻は大らか。

「炊事をしながらテレビを見たい」という奥様の希望でキッチンは対面式。掃除のしやすさを考えて、シャワーヘッドが引き出せるハンドシャワー式の水栓と、ファンを水洗いできるフィルターなしの換気扇とにグレードアップした。

プラスアドバイス

清潔なキッチンづくりはゴミ箱置き場から
キッチン後ろの台は便利ですが、すっきり見せるために物を置きすぎないようにしています。ゴミ箱は、あらかじめ専用のスペースを取ってもらいました。リビングに入って来たときに見えないので気に入っています。(奥様)

リビングよりも若干トーンを抑えた白で和室らしい落ち着きを出した。普段は、洗濯物の干し場として利用している。押入れは子供のおもちゃ入れ。

苦手だからこそ大きさ重視 物は置かずに隠すが基本

ご夫妻が力を入れたのは、このさわやかな空間をいかに清潔に保ち続けるかということ。床は経年劣化の少ないフローリング、キッチンの換気扇はちょっと奮発して着脱式の水洗いできるタイプを選びました。

 

そして一番の力の入れどころは収納です。「片付けが下手だから、どんどん詰め込んで隠したい」と大きさと数を重視しました。玄関の大きなシュークロークに始まり、寝室にはご夫妻それぞれに2畳ずつのウォークインクローゼット、そして2階にはトイレをやめてつくったという納戸もあり、室内はいつもすっきりしています。

 

収納を充実させたのはしつけの目的もありました。「娘には遊んだら片付けるようにずっと言っています。だから、こうやってしまう場所をつくってあげるのは大切」。お嬢さんは4歳ですが、繰り返し教えるうちに自分で片付けるようになったのだそう。おもちゃの入った和室の押入れと遊び場をせっせと行き来していました。

 

2階にある大きなクローゼット付きの洋室はお嬢さんの部屋。「ここ、私だけの部屋なの」ととってもうれしそうでした。

バスルームは1坪タイプ。清潔感のある白い洗面脱衣室と対照的に、浴槽も含めて高級感のあるブラックを選んだ。「お風呂が大きくて好き」というご長女の言葉に、「ちょっと幸せな気持ちになります」とご主人。

季節物をしまうためにつくった2階の納戸。「トイレも考えましたけど、余裕をもって物をしまえたほうが部屋が片付くと思い、優先しました」とご夫妻。窓もコンセントもあるので、将来的に部屋としても使える。

一番陽当たりの良い南東の角部屋はお嬢さんの部屋。「女の子なので」と大きめのクローゼットを設けた。現在はサンルームとして使っている隣りの居室も将来の子供部屋。

「照明が完璧」とアトラスホームの照明設計を絶賛。頭側と足側の照明の配線が分かれており、就寝前にテレビを見るというご主人は、テレビのある足側の照明だけ点けて横で寝る家族に配慮している。また、スイッチは二つの小窓の横にそれぞれ設けてあるため、点灯・消灯のために移動する必要がない。

4畳のウォークインクローゼットは真ん中できっちりと仕切りをつくり、ご主人用(左)と奥様・子供用(右)に分けた。家全体の内装は白ベースだが、実はご主人の好みはダーク調。「ここだけ自己主張しました(笑)」とグレーの壁紙に満足なご様子。

アドバイザーの長岡さん(右)と。「メーカーにすすめられると全部欲しくなってしまう。そこを長岡さんが“いらないよ”といつも止めてくれました。長岡さんの安定感は半端じゃありません」(奥様)。

紹介したお家の基本情報

構造:木造

延べ床面積:107.12㎡

階数:2階

工務店情報

会社名:アトラスホーム GTO株式会社

所在地:長野県長野市北条町1-1

連絡先:026-217-2430       

FAX 026-217-2432              

http://atrashome.co.jp          

メール:customer@atrashome.co.jp

間取り

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