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【イエマドα間取り特集STEP3】
失敗しない!新築間取りプラン基本レッスン

理想の新築マイホーム像はご家族によって様々。家づくりを始めるとなれば、それを具体的に間取りプランに落としこむ必要があります。

 

理想の新築マイホーム像や要望を間取りに反映するには、どのように進めれば良いのでしょう?間取りを考えるポイントや注意点を学びましょう!

2018.12.05/イエマド編集部

場所別プランニングポイント① LDK(リビング&ダイニング編)

LDKは家族が集う一家団らんのスペース。かつ、時にお客様を招いたり、ホームパーティを開いたり。公私ともに、その家の中心と呼べる空間です。家の「顔」としての機能を持ちつつ、家族が気兼ねなくくつろげる場としても機能するよう、環境や動線に配慮しながら居心地のいい空間にしたいものです。LDKの間取りは、リビングとダイニング、そしてキッチン、それぞれのつながり方によって、次の3つのパターンに大別されます。

◎LDK一体型

それぞれの境に間仕切りを設けず、ワンルームとして一体にするタイプです。比較的コンパクトにまとまるので、小さめの家に向いています。もちろん大きな家でも実現可能ですが、柱や壁を所々に設ける、堅牢な工法を選ぶなど、構造をしっかりさせる対策が必要な場合も出てきます。

 

このLDK一体型は、調理しながらLDにいる家族とコミュニケーションが取りやすいのがポイントです。ただし、調理のニオイや煙が部屋中に広がってしまうので、換気対策には十分に気をつかいたいところ。キッチンはイラストのように壁側に向けて設置すれば部屋を広く使えますが、家族との対話やアイコンタクトを重視する場合は、キッチンをLD側に向けて対面式にするといいでしょう。

◎L+D+K型

それぞれの空間を独立させるタイプで、その性格上、広さに余裕がある家に向いています。特にリビングとダイニングに関しては、ある程度の広さがないとひどく窮屈に感じられるため、ボリュームには気を配りましょう。

 

また、調理に集中したい人にも、このタイプはおすすめです。間仕切りを引き戸にすることで、普段は開け放って広々と使い、来客時などはクローズにするといった臨機応変な使い方もできます。

◎LD+K型またはL+DK型

前出の一体型と個別型の中間で、キッチン、またはキッチンとダイニングを分離させるタイプです。それも完全に仕切るのではなく、下がり壁や腰壁でゆるやかに区切るだけにした「セミオープン」なつくりが主流です。

 

LDK一体型よりはニオイや煙が広がりにくいというメリットと、調理者がLDにいる家族とコミュニケーションを計りやすいというメリット、両方のいいとこ取りであると考えればいいでしょう。

リビングとダイニング 空間を分ける? 分けない?

近年は客間を設ける家が減り、リビングで来客のお相手をすることが多くなりました。そうなると悩ましいのは、リビングとダイニングの配置をどうするかです。というのも、ダイニングには食事をする場所という明確な目的があり、キッチンとも近いため、どうしてもある程度の生活感が出てしまいます。

 

そうなると、「表の顔」という役割を持つリビングは、もしかしてダイニングと分離するべき?という考えも。かと言って完全に分離してしまってはそれぞれが狭くなり、団らんの場も二つに途切れてしまいます。

 

そんな悩みに効くのが「リビングとダイニングは分けないけれど、役割の違いを明確に持たせる」という優れ技です。空間にちょっとした変化をつけることで、差異を持たせ、「別空間を演出」するものです。その方法は以下の事例のようにいろいろあります。開放感の度合いやライフスタイルなどを天秤にかけながら、検討してみましょう。

<少しだけ囲う>

下がり壁、腰壁などでダイニングをセミクローズドな空間にします。【提供:アトラスハウス株式会社】

<天井や床に段差>

リビングの上を吹き抜け、あるいは折り上げ天井にして、空間を切り替えます。床に段差をつける方法でも同様の効果が得られます。【提供:チューリップハウス 株式会社竹田木材】

<小上がりに>

「床の段差」を大胆にした格好で、ダイニング部分を小上がりに。キッチンとの一体感、目線の近さが魅力です。【提供:子育て安心住まい上越 横尾建設工業株式会社】

<飾り柱・格子で>

構造を支える柱が必要な場合は、思いきって「魅せて」しまうのも手。程よい区切り感に。【提供:子育て安心住まい上越 横尾建設工業株式会社】

いかがでしょうか?次回からは、場所別間取りプランのダイニングとキッチンの関係についてお伝えさせていただきます。
 

賢い間取りプランの方法を学んで、理想の家を建てましょう!

構成・文◎鈴木キャシー裕子 イラスト◎長尾映美