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フルオープンキッチンを中心に家族が快適に暮らせる間取り

39㎡のLDKの中心で、一際目を引くフルオープンキッチンはご家族の憩いの場。南側の大きな窓から明るい光が降り注ぎ、東西に窓を設けているので風通しも良い。ライトメイプルの床材は幅広のものを見つけて即決。

2019.10.04/イエマドアルファ編集部

行き止まりをつくらない開放感と実用性を両立

シンプルな中に温かみのある南欧テイストを取り入れた。リビングダイニングの外には大きなウッドデッキを設け、物干し場としてだけでなく、ロッキングチェアが似合うくつろぎスペースに。

糟谷様ご夫妻にとって、家づくりは2度目。以前の家は築40年、水回りのリフォームが必要でした。いくつかの工務店でリフォームの見積もりを取っているうちに「これならいっそ建て替えたほうがいいのでは?」と思いいたったそうです。フレンズホームとの出合いは2006年にオープンハウスを見学したのがきっかけ。棚橋専務と話をして信頼できると感じたのが始まりでした。

 

現在はご夫妻とご次女の3人で住まわれていますが、家づくりの先頭に立ったのは結婚後アメリカに住むご長女。年に数回帰国してくつろぐ実家を、「海外で見てきた素敵な家にしたい」という思いから、約2年かけてお父様と二人、間取りを試行錯誤したと言います。

白い壁と建具に、南欧風の木目調扉がオシャレ。正面にはエコカラットを配して、実用性とインテリア性を両立。足元の照明はご主人のお母様が夜でもつまずかないように。

ダイニングテーブルに座っていてもキッチンに立つ奥様やお子様と話をすることが可能なほか、右のリビングや和室の様子がうかがえたり、2階の気配も感じられる。フレンズホームならではのウレタン遮熱工法で、リビング階段でも寒さはない。

キッチンとダイニングは回遊可能。キッチン左にはパントリーや勝手口、レンジ脇の壁裏を利用した可動棚とワンちゃんコーナー、書斎兼カウンターが設けられているなど機能的。

将来介護が必要になったときのためにトイレから近く、リビングやキッチンからも見渡せるようにした和室。大きな掃き出し窓からは代々受け継がれてきた椿の木が見える。

浴室→洗面→トイレ→階段下収納の動線が便利。洗面脱衣室の可動棚にはタオルや下着などを一括収納。棚の左側下段に設けたハンガーパイプは衣類の一時置場としても便利。(写真左)

 

白と黒のコントラストがキリッとシックな1階トイレは奥様のこだわり。階段下を利用した広いスペースで、窓から明るい陽射しも。(写真右)

快適に暮らせるアイデア満載の家づくり

開放感のあるリビングダイニングの中でも特に目を引くのが、大きなフルオープンキッチン。「隣に住むおばあちゃんも含めて女性が多い家なので、女性4人が一緒にキッチン回りにいても狭さを感じないようにと考えました」とご長女。レンジの向こうは行き止まりにせず、ぐるりと回れる回遊型にしたことで、大人数でも動線がスムーズです。また、105㎝と幅広のキッチンカウンターは料理がしやすいだけでなく、カウンター越しに配膳もしやすく、思いのほか掃除もラクなど利点がたくさん。ご主人にとっては、仕事から戻って「ちょっと一杯」のコーナーになりました。

 

2階はご夫妻の寝室、ご長女とご次女それぞれの個室を設けていますが、すべて南側のバルコニーに面し、明るく風通しのいい空間です。主寝室にはご主人の書斎スペースや大きなウォークインクローゼット、ご長女の部屋は梁を見せた勾配天井にシーリングファンを設置し、お孫さんと一緒に帰国しても十分な広さに。ご次女の部屋はこまごました物まですべて収まる大きなクローゼットを設けるなど、それぞれに必要なアイテムを盛り込みました。「一人で静かにくつろげる部屋があるのはうれしいですね。ベッドの上で娘とおしゃべりしたりすることもあるんですよ」と奥様。

 

今後必要になるかもしれない介護のことも考えた糟谷様のお宅は、大人が快適に暮らすアイデアが詰まっています。

プラスアドバイス

思い出の柱もしっかり残して
建て替え前の家で孫たち(ご長女のお子様)が背比べした古い柱をどうしても残したいとお願いしました。構造柱には使えないとのことで長女の部屋の飾り柱に。思い出の詰まったものなので、残せてよかったです。(奥様)

ご長女が帰国した際に使う勾配天井の洋室は、梁を見せた開放感あるつくり。家族で来日しても十分な広さがある。シーリングファンや暖色系のダウンライト、グレーの壁紙などご長女の好みでまとめ、長旅の疲れも癒せる。

取材時はご不在だったご次女の個室。主寝室と接している壁に3枚扉の大きなクローゼットを設け、テレビなどの音が気にならないように配慮している。

ご夫妻の寝室は、奥様の好みで壁の1面を薄いピンクにした温かみのある空間。

寝室から続く書斎スペースはご主人の城。テーブルの幅や高さなど、背の高いご主人に合わせて造作した。書斎奥にはオープンタイプのウォークインクローゼットも。

フレンズホームの棚橋社長(後列中央)、棚橋専務(左)、渡辺主任(右)と。「神棚や仏壇の位置など細かなところまで根気よく相談にのっていただきました」とご主人。

紹介したお家の基本情報

構造:木造

延べ床面積:129.18㎡

階数:2階

工務店情報

会社名:有限会社伸建ホーム フレンズホーム事業部

 

所在地:

【犬山店】愛知県犬山市大字前原字井島11番地の3

【可児・多治見店】岐阜県多治見市姫町4-100-27

 

連絡先:

【犬山店】0568-68-2311

FAX:0568-68-3305

http://www.friends-home.jp/

メール:friends-home@kif.biglobe.ne.jp 

 

【可児・多治見店】0572-27-1511

FAX:0572-29-1102

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間取り

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