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【イエマドα資金計画特集STEP5】
失敗しない新築マイホームのお金のはなし

「家づくりで何が一番心配か?」と言えば、それはもちろんお金のこと。「新築マイホームに憧れるけれど、お金はきちんと払えるのかしら…?」と不安になりますよね。でもご安心を!安全・確実の資金計画さえ立てておけば大丈夫。一緒に資金計画の立て方を勉強しましょう。 

 

構成・文◎鈴木キャシー裕子 イラスト◎エダりつこ

2018.12.25/イエマド編集部

「未来家計簿」で○年後を予測する

現状把握のための家計簿付けが終わったら、次に付けるのは「未来家計簿」です。これは家を建てた後の暮らしを想定してつけるものです。○○費が増えて△△費が浮く? パートに出るべき?…など、我が家の未来像を思い描いて、月にいくらならローンの返済に回せるかを検討します。

 

家を建てる前と後とでは、家計は大きく変動します。水道光熱費や固定資産税、メンテナンス代といった新居にまつわる出費が増えたり、新たに加わったりするのが一番大きな変更点。中でも固定資産税は、年間で10~15万円ほど見積もっておく必要があるような大きな出費です。

 

また、趣味・娯楽費などもぜひ確保したい費用です。せっかくマイホームを建てたのに、娯楽費まで節約してローンに回してしまっては、新生活が楽しめません。お子様が成長するにつれ、食費や被服費、教育・子育て費用だってどんどん必要になっていきます。

水道光熱費はなんと約2倍に!

一戸建てともなると、水道光熱費はアパート時代の1.7~2.5倍に膨らみます。家が広くなり、部屋数も増えるため冷暖房費がかさみ、またお風呂も大きくなるので水の使用量も増えるからです。

趣味だって充実させたい

せっかく建てたマイホーム。趣味も大切にして、生活そのものを楽しみたいですよね。ガーデニングや菜園づくり?AVルーム? 生き生きライフを送るためにも、未来家計簿にはぜひ趣味・娯楽の費用を確保しましょう。

メンテナンス費用も貯めないと

家を持つということは、そのメンテナンスだって自己責任。屋根や外壁を取り替えるといった大きなメンテナンスには、100万~200万円もの費用がかかります。将来を見据えて計画的にメンテナンス費用を貯めていきましょう。

浮いたはずだった駐車場代が…

いざマイホームを建てて敷地に余裕ができると、不思議なもので2台目、3台目の車を購入したくなる心理が働くよう。せっかく駐車場代が浮いたのに、新車のローンに化けちゃった…となるケースは意外に多いのです。

こうした「将来起こりうるいろいろなこと」を予測してつける家計簿が、「未来家計簿」です。マイホームを建てた2~3年後、あるいはお子様の教育関連費がもっとも膨らみそうな○年後などを想定し、今とは違ってくるであろう金額を書き入れてみましょう。そして通常の家計簿と同じように収支を計算します。

 

「え? 未来の支出を今の月収から引いてしまうの?」そうなのです。何しろ今は景気の先行きが見えないご時勢。万が一、給料が思った通りに上がらなくても返済に困らないよう、安全策をとった計算方法です。ここではじき出される収支額は、家づくりの予算を割り出す大事なベースになります。

将来の暮らしを想定した「未来家計簿」をつける

では、実際に未来家計簿を付ける際の項目をご説明していきます。

 

①お子様が大きくなるにつれ、食費や被服費はグンとアップします。少し多めを見積もりましょう。

②アパート時代の2倍前後を想定します。

③学費自体は、公立小学校ならば幼稚園・保育園より下がります。

④せっかくの新居だから、ぜひ夢を実現させて。どんな夢があり、そこにいくらくらいかけるのかをご夫婦で話し合ってください。

⑤交際費やお小遣いは妥当? 切り詰めすぎると暮らしに潤いがなくなります。気をつけて。

⑥保険料を払い過ぎていませんか?ぜひ見直しを。特に学資保険には気をつけて。支払い額より満期額が少ない「損をする」ケースが多々あります。

⑦月に1万円程度は見越しておきましょう。

⑧貯金をやめて住宅ローンの返済にあてるのは、絶対にNG。現金での急な出費はいつあるかわかりません。

⑨メンテ費用は「10年後に100万円」を目標に貯蓄を。ほかにも思いつく費用があれば、項目を足しましょう。

住宅ローンに回せる額を計算しましょう!

未来家計簿で付ける項目の金額を合計して、未来の月々における支出の合計額を出しましょう。この支出額を現在の平均月収(手取り)からマイナスすると住宅ローンに回せる月々の想定額がはじき出されます。

 

計算式は・・・

住宅ローンに回せる月々の想定額(現在の手取りの平均月収)−未来の月支出額

未来家計簿の上手な役立て方

未来家計簿の上手な役立て方としては、2~3年後だけでなく、5年後、10年後など、数パターンの未来家計簿をつけることです。より確実に我が家の将来像がイメージできておすすめです。

 

いかがでしたか? 次回は、「もっと慎重に将来設計を立てないと不安……」というお悩みを解決するためにもライフプランの立て方を詳しく解説していきます。資金計画の立て方を学んで、理想の家を建てましょう!