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三角形の土地で叶えた庭を楽しむゆとりの生活

中学1年生のお嬢様と3人暮らし。生活リズムが異なるためそれぞれの個室を用意したが、リビングで一緒に過ごす時間も多い。リビングをはじめ、屋内を特徴づけているのは濃淡の美しいフローリング。ひと目で気に入ったこの木目をベースにして内装を考えた。15cmとかなり広めの板幅が木目の美しさを際立たせている。

2019.02.22/イエマドアルファ編集部

変型地にすっぽり入った使い勝手のよい四角い家

三角土地に建つU様邸。2本の道路から見えやすい和室の前には、目隠しとしてモミジを植えた。窓が多いため、アクセントカラーを入れずシンプルに白でまとめている。

「以前住んでいた市営住宅は3DK。広い上に家賃が安かったんです。本気で一生住もうと思っていました」。ところが、家賃は年々上がり、次の更新で最初の年の3倍以上の金額になることがわかりました。それならば現行の家賃程度で返済していける我が家を手に入れようと、急きょ家づくりに取りかかったのだと言います。

 

土地は、奥様の実家から譲り受けた適度な広さの三角土地。「変型だけどかえっておもしろいのでは」とご夫妻は考えました。近所で開催されていたエルハウスの見学会で富永さんに出会い、三角土地のことを話したところ、〝近くだから〟とその場で見に来てくれることに。「富永さんが〝この土地、いいね〟と言ってくださってからトントン拍子です。会社選びの決め手は富永さんの行動力です」とご主人が振り返ります。

開放感のある玄関は、「玄関が狭くてリビングが広いというギャップがいいという考え方もあるけれど、私はきゅーっとした玄関は苦手」というご主人の要望。シュークロークには衣服をかけるほか、野菜などを置く。

LDKは16畳。手前の扉は玄関ホールにつながっており、奥の扉は水回りと階段に面したホールとつながっている。二つの扉を結ぶ線が動線になるため、ソファを端に寄せてスペースを取った。ソファは脚の取り外せるタイプで、コタツを置く冬はローソファとして使用。

3人暮らしであるため収納は比較的少なくて事足りる。標準装備の吊り戸棚をはずし、その分の費用で後ろのボードを延長した。寒さが厳しい地域であるため、勝手口はあえてつくらなかった。

田植えの時期には親戚が寝泊まりするため6畳の和室を用意。リビングと雰囲気を変えるため黒茶の廻縁を使い、キリっとした印象に。

水回りは茶系を配色。「浴室が木目だと水垢が目立ちません。木目を縦にしたのは、広く感じられると思ったから」とご夫妻。脱衣室が狭くならないよう収納棚などは設けず、タオル類はホールの階段下収納にしまっている。

動線を重視した間取りで快適に暮らす

細長い三角形の土地ですが、試行錯誤を重ねた結果、車3台分の駐車スペースをとりながら、建坪約20坪の家を建てることができました。しかも変型土地によくある凸凹な家ではなく、奥様の希望だった〝四角い家〟をクリアしています。

 

間取りは、「家は動線が一番大切」という富永さんのプランが気に入り、ほぼそのまま採用しました。中でも奥様が助かっているのがキッチンと水回りの近さです。しかもそれらが直結しているのではなく、ワンクッションとしてホールが間に入っている点が便利だと言います。「朝は、脱衣室とトイレが絶対にバタバタするので、リビングやキッチンと直につながっていないほうが絶対にいい。ただ、扉は開けておきます。洗面で化粧をしながらダイニングの子供の様子がわかるので、〝早くしなさい〟と声をかけたりしています」と、近さだけではない間取りの良さを感じています。

 

一方、ご主人のお気に入りは、信州の山並みを見渡せる眺めのいい庭です。長方形の上物を切り取ったあとの三角の庭ですが広さは十分。四季折々の庭木を植えてなお、テーブルセットを置く余裕があります。ここでコーヒーを飲みながら一服するのが至福の時。「夢が叶いました。何も言うことはありません」。マイホームの幸せをかみしめるご主人です。

プラスアドバイス

かさばる書類を収納できる隠し棚
ダイニングの奥に造り付けた机の横に、書類や雑誌などかさばるものを収納する棚をつくりました。可動式なので用途に合わせて使えますし、正面からは壁にしか見えないのできれいに片付いて便利です。(奥様)

2階ホールは、納戸をやめてサンルームにした。洗濯干しは夜のうちにすませて、朝の忙しい時間を節約したいという奥様の要望。脇に棚を造り付けて、アイロンがけなどに利用している。

「寝るときは一人のほうがよく休める」と、寝室を設けずそれぞれの個室を用意した。壁の一面だけアクセントカラーを入れ、ご主人はジャイアンツカラーのオレンジ、奥様は落ち着きのあるグレー、お嬢様はかわいらしいピンクと、それぞれが好きな色を選んだ。

三角土地の角を生かした広い庭は、道上にあるため眺めがよい。広葉樹や花木の幼木を植えて四季の風情が味わえるようになるのを楽しみにしている。「生け垣が育って目隠しになったらバーベキューをしたいですね」とご夫妻。リビングの掃き出し窓に縁台をつける予定。

富永さん(後列)と。「急な家づくりで資金も準備していませんでしたが、富永さんに返済計画をしっかり立ててもらったおかげで毎月家賃程度の支払いで家が建てられました」(ご主人)。

紹介したお家の基本情報

構造:木造

延べ床面積:108.47㎡

階数:2階

工務店情報

会社名:株式会社エルハウス

所在地:

【本社】長野県茅野市宮川1387-9 A・Iビル2階

【松本支店】長野県塩尻市広丘吉田3322 リファインド中村1F 101

連絡先:

【本社】 0120-71-2415 /   0266-71-2410

FAX:0266-71-2411

http://www.lhouse.co.jp 

メール:hello@lhouse.co.jp

 

【松本支店】0263-85-4330 

FAX:0263-85-4331

http://www.lhouse.co.jp 

メール:hello@lhouse.co.jp

間取り

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