16畳あるリビングダイニングは、吹き抜けによって実際よりも広く感じられ、白い壁紙と木目の床材がナチュラルな雰囲気を演出。いつも仕事で忙しいご主人も、帰宅後はリビング全体を見渡せるダイニングが、和みの定位置になっているのだとか。
大きなスリット窓が印象的。2階バルコニー下の玄関裏土間は、自転車や冬用タイヤなどを置くのに便利な収納スペースとして。
玄関から一歩入ると広い玄関ホールが広がり、リビングは吹き抜けで、2階の大きな窓から陽射しが降り注ぐ贅沢な空間。「洋風の広い家にしたかった」というH様ご夫妻の理想は現実のものとなりました。
お嬢様が小学生になるまでに家を建てたかったというご主人には「こんな家にしたい」という明確なプランがあったそうです。住宅会社をアトラスハウスに決定した後も、そのプランに合う土地探しを同時進行したと言います。「南側道路で、南と東から光が入る土地。広いリビングダイニングと広い寝室が絶対条件でした」というご主人は、約3年かけて理想の土地を探し、家を建てることとなりました。
広々とした玄関ホールは、「あえて無駄なスペースをつくりたい」という要望からできあがった。和室の格子引き戸がデザイン的なアクセントに。
トイレは木目を取り入れてリラックス空間に。(写真右)
玄関ホール奥には大容量の収納が。「掃除用具やストック品などがすっきり入ってとても助かっています」と奥様。手前の洗面脱衣室の白い扉は木目が透けてデザイン的なマッチングも高い。(写真左)
ダイニング側から臨んだLDK。二つの掃き出し窓からの採光に加えて、間接照明もふんだんに取り入れている。
白を基調としたLDK。キッチンはダイニング側に棚があり、写真を飾ったり、細々したものを置いたりできる。キッチンの左側には、階段下を利用した大容量のパントリーがある。
6畳もの広さがあるキッチンはカップボードも白でまとめて清潔感いっぱい。レンジ前に壁を設けずガラスを採用しているので閉塞感がない。
神棚をつくりたいというご主人の思いから、こだわりの和室を。竹細工による天井と間接照明でおしゃれ空間に。
自慢のリビングは、「構造上入れられるぎりぎりのサイズ」の大きなスリット窓を吹き抜け上部に3つ設置し、明るく開放感たっぷり。2階部分と吹き抜け空間を隔てる手すり壁に透明パネルを採用したことも開放感を向上させています。「東北地方は冬がとても寒いので、吹き抜けで寒さは大丈夫なのか?という心配もありました。でも断熱がしっかりしているからエアコン1台とホットカーペットで十分です」とご主人。奥様も「ゆとりのある広い対面キッチンで、子供の様子を見ながら家事ができるのは本当に助かります」と笑顔です。
さらに2階の主寝室は、第2のリビングとも言える広さを確保。テレビやソファを置いてホテルの一室のような雰囲気です。「プライベート空間として、寝室だけではない使い方ができるようにしたかったんです。子供が大きくなったら、いつも一緒というわけにもいかないでしょうから、夫婦だけでくつろげる空間があってもいいですよね」とご主人は将来の使い勝手を見据えています。
リビングや寝室、和室などH様ご夫妻の要望をすべて取り入れたうえで、アトラスハウスからはさまざまな提案も。「パントリーや廊下の収納、屋外の土間スペースなど、家づくりのプロならではの収納アイデアをたくさん出してくれました」とご主人。まさに二人三脚で、望みをすべて叶えただけでなく、ご家族がずっと暮らしやすい工夫が詰まった家となりました。
洗面脱衣室には大容量の収納があるのでいつでもすっきり。白で統一して明るさも清潔感も高い。
2階廊下から1階リビングの眺めが美しい。スリット窓は道路がある南側のために採光性が高く、大きな窓でも隣家の目が気になることもない。
主寝室は夫婦のプライベート空間として14畳の広さに。「子供が大きくなって見たいTV番組が違っても、私たちはここでくつろげます」とご主人。西陽対策のため西側の窓を小さく。
主寝室には3畳のウォークインクローゼットのほか、ハンガーパイプをつけたクローゼットが大小一つずつ。それぞれをご夫妻で使い分けている。
アトラスハウスの佐々木社長(右)とH様ご家族。「要望を聞いた上で、私たちには思いつかないアイデアを提案してくれました」。
構造:2×4工法
延べ床面積:144.07㎡
階数:2階
会社名:アトラスハウス株式会社
所在地:福島県郡山市長者1-7-17
連絡先:0120-38-7117
FAX:024-983-1632
メール:atlashouse@atlashouse.jp