明るい光が差し込むリビングで団らんを楽しむY様ご家族と愛猫。帰宅したお子様たちが2階へ上がるときに声をかけられるリビング階段は、壁面に組み込まれるような形ですっきりと。ご家族の絆を深める。
暖色系のサイディングで明るく仕上げた外観。周囲は広く、砂ぼこりが多いときも汚れが目立たないよう、カラー選びの際に配慮した。
リビングに入ると美しいブルーのアクアリウムに目を引かれました。ゆったりと泳ぐかわいらしい魚たちを大切に育てているのはY様のご主人です。入居されたのは約半年前のこと。ご主人の異動がきっかけでした。二人のお子様が転校しないですむ土地を探すところからスタートしましたが、調整区域が多く、思うように計画は進みませんでした。現在の理想的な土地には、奥様のお知り合いから情報を得て最終的にめぐりあうことができたと言います。
エスホームとの出合いも知人のご紹介でした。「まず見学会の雰囲気から好印象だった」と言うご夫妻は、西村社長の話に信頼を感じて家づくりを依頼することに。
広い玄関は上がりかまちの角部分を加工することで土間収納への移動もスムーズに。キャンプ用品などが収められた大容量の収納内にはスノーボードを立てかける棚も造り付けた。
大きな水槽が設置されたリビングダイニングのダイニング部分にはテーブルを置かず、造り付けたカウンターテーブルで食事をするスタイル。奥様は色とりどりのチェアで食事をする家族と対面しながらキッチンに。
リビング隣の和室のドアを開け放てば、一体化した広々スペースが。写真中央のドアからトイレ→洗面脱衣室→キッチン→リビングへとつながる回遊式動線で家事もラクに。
客間やピアノ部屋として重宝する和室は、集成材の梁を設置してハンモックを取り付けたほか、一角には棚とテーブル板を造り付けてワークスペースとしても活用できるなど、多目的に。
白を基調としたキッチンは上方に窓を設置して明るく。背面にはタップリの収納と使い勝手を考えた棚を設置。(写真右)
洗面脱衣室は天井にモダンなクロスでアクセントを置きつつ、白で統一して清潔感を。(写真左)
ご主人の希望はアクアリウム用の大きな水槽スペースをつくることでした。リビングの一角に1畳ほどの場所を確保し、水槽を載せる台の中にはろ過装置や温度調節付きのサーモスタットを設置するなど設備もばっちり。「給排水溝もしっかり機能していて、すべてがうまく収まりました」とご主人は大満足です。
奥様の望みは食事用カウンターと回遊式の家事動線でした。「カウンターにはペンダントライトを下げたかったのでシンク上部に食器棚は付けませんでした」と、キッチン回りで家事をしながら、ご家族と会話を楽しむ奥様の笑顔が浮かんでくるようです。土間収納の裏手には、屋根付きの自転車置き場を確保しました。これでお子様の大切な自転車を雨から守れます。
ご主人同様、生物を育てることが大好きなご長男のお部屋は、天井を蓄光クロスに。電気を消すとまるでラボのような雰囲気が感じられます。コンセントを付けた広いベランダには、今後60センチの水槽を設置してグッピーを飼う計画も立てています。
お嬢さんのお部屋はピンクを基調にコーディネート。おしゃれな雑貨屋さんのようにディスプレイされた棚には化石のオブジェもあり、ここにもY様ご家族らしさが表れています。
「これから家庭菜園をつくる予定なんです」との奥様の言葉通り、生活の中に大好きな趣味を取り込む理想の家づくりが実現しました。
2階ホールの眺望。吹き抜け部分は、おしゃれな窓からの採光と白壁が、開放感と一体感を生み出した。2階廊下には書棚を造り付けてフリースペース的エリアに。
ご長女のお部屋は天井クロスとカーテンをピンクで統一。一辺に勾配のついた天井もかわいらしい。
自然が大好きなご長男のお部屋はナチュラルな色彩で統一。数々の昆虫や小魚を飼育するなど、まるで研究室のよう。ベランダにはビオトープを構想中。
右手奥に大容量のウォークインクローゼットが付いている主寝室はフローリングをやめて、温かみのあるダークカラーのカーペット敷きに。正面の棚はご主人の趣味を並べるために造り付け。
西村社長(後列中央)とY様ご家族。「一つ一つのこだわりにも親身になって対応してもらえました」と大満足の笑顔。
構造:木造
延べ床面積:121.73㎡
階数:2階
会社名:株式会社エスホーム
所在地:栃木県宇都宮市平出町3563-3
連絡先:028-613-6606
FAX:028-613-6616
メール:mail@shome.co.jp