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リビングの小上がりの和室が暮らしやすい家

リビングに隣接する小上がりを作ることで、子どもがつまづくのではないかと迷ったと言います。しかし、結果的に下が収納になり腰かけるのにもちょうどよくなりました。

2019.08.21/イエマドアルファ編集部

注文住宅事例満載の家づくり情報サイト|イエマド編集部です。今回は、リビングにスキップフロアの和室を設けたことで収納力とくつろぎの空間を手に入れたお宅をご紹介します。リビングに設ける和室はお子様の遊び場、お昼寝など大活躍します。LDKを快適な空間にしたいという方、参考にしてみてください。

スキップフロアの和室でくつろぎ感と収納量アップ

間取りに関しては期限を決めず1年間じっくり悩んだ分、イメージ通りの住み心地だと言います。一日の大半を過ごす1階をできるだけ広くすることを優先して、子供部屋はやや小さく、ベランダもなくしました。「間取りを決めている途中で二人目の子供を妊娠したのですが、小さなうちは一緒に過ごして欲しいと、あえて子供部屋は一つのままに。その代わり、将来的に間仕切りできるような設計にしてもらいました」と奥様は語ります。

食事とくつろぎのスペースを分けたいという思いから、リビングとダイニングキッチンをずらして配置。「最初は完全分離を考えていましたが、今のようなゆるい仕切りにして正解でした。キッチンにいてもリビングや和室にいる子供に目が届くので安心です」。

和室をスキップフロアにするとお子様がつまずくのではとの迷いもありました。「思いきって40㎝と高めにすれば大丈夫という川上建築さんの言葉に背中を押されました。結果的に下が収納になり、腰かけるにもちょうどいい高さでした」。廊下の階段を中心にした回遊式の間取りで家事動線にも配慮しました。「リビングからキッチン、風呂場をぐるっと回れるので、コンセントの位置を変えず一気に掃除機をかけられるから便利です」と奥様。

陽当たりの良いリビングから、和室で遊ぶお子様たちを見守る武田様ご夫妻。ある休日の武田様邸は幸せそうなお子様の笑い声にあふれていました。

土地に合わせて家の配置も工夫

お子様が小さいうちにと武田様が家づくりを意識し始めたのは2年前。ハウスメーカー数社の見学会に足を運んだ流れで、川上建築を訪れました。「まずは資金計画をという姿勢が好印象でした。

目星をつけていた土地を社長に見てもらい家の配置を助言してもらったことで、家づくりが本格始動しました」。隣家が建っても陽当たりを確保できるよう建物を北側に置き、南側は庭とカーポートに。「車通りの多い道路側ではない場所に玄関をつくれたので、子供が飛び出す心配がなくなりました」。

武田様ご家族と川上社長(左)、担当の水野さん(右)。「風呂場の窓の位置など細かなところにまで配慮してくれました。あらためて住み心地の良さを実感しています」(ご夫妻)。

事例で学ぶ快適なリビングのある家

柔らかな陽射しに包まれるリビングは家族団らんの場。リビングと和室は引き戸で仕切れるので、お子様が小さいうちは和室を寝室に。和室下の収納にはお子様の着替えやおむつを入れても余裕の大きさ。「おもちゃも入るので室内が散らかりません」と奥様。

床を高くした分、天井をダウンライトにしてフラットに。圧迫感を減らす工夫がなされている。ダーク系のアクセントクロスは奥行きを出す効果も。外のデッキから直接洗濯物を取り込める。

キッチン後ろの作業台を広めにして一時的に料理を置く場所に。熱源は立ち上がりが早く、余熱調理ができるラジエントヒーターを採用。(写真右)

家具を減らすためダイニング一角にパソコンスペースをつくった。あらかじめプリンターなど置くものをリストアップして正確な寸法に。(写真左)

キッチン奥にあることが多いパントリーをキッチンと洗面所の間に。階段下スペースを活用できるうえ、家事動線もシンプルになりました。照明を付けたので棚が作業台にもなり、ちょっとした書き物やアイロンがけなど家事スペースとして使えます。(川上建築 川上社長)

1階を広めの間取りにした分、洗面所にも余裕ができた。浴室の窓は入ってすぐの右側に設置。ドアを開けてすぐ換気ができる。(写真右)

お子様と一緒に入ることが多い1階トイレは幅を通常より45㎝広げて使いやすくした。来客にも配慮して、アクセントクロスは上品な花柄に。(写真左)

玄関照明は人感センサーなので、荷物が多くて両手がふさがっているときもラク。土間には見学会で見て気に入ったシューズクローゼットを設置。窓を付けて明るさと換気にも配慮。

将来的に子供部屋を仕切れるようドアやクローゼットを二つずつつくった。室内の一角に仕切り壁を収納するスペースがあるので、いつでも部屋を仕切れて便利。

寝室は床と建具をダークブラウンにして落ち着ける空間に。バルコニー代わりに布団を干せるよう窓の幅を広げて外に手すりを付けた。

当初予定していた10kwの太陽光パネルを2.8kwにしてコストダウン。その分、広いデッキをつくり、ベランダ代わりの物干しスペースに。天気がいい日はお子様と日向ぼっこも。

 

 

 

 

 

 

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