森様ご家族はご夫妻とお嬢さん二人の４人家族。室内は、壁と天井は白、床はライトブラウンを基調とした温かな空間だ。リビングとキッチンカウンターの上に設えた棚はご主人の手づくり。普段は和室の引き戸を開けて広々と使い、来客時には戸を閉めて客間として利用している。

イエロー系にブラックをあしらった外壁は、阪神タイガースファンのご主人のチョイス。西日の直射を避けるため、西側の窓は小さくした。

玄関ドアを開けると、広々として奥行きのあるホールが。森様ご夫妻は「ようこそ！」と朗らかな笑顔で迎えてくれました。

「玄関とホールは合わせて6畳ほどあります。〝玄関は主の顔〟と言われるので、ゆったりと落ち着きある空間にしました。それからもう一つ」と、リビングへと導きながら奥様が話を続けます。「ホールからリビング、和室、洗面所にそれぞれ直接行けるようにしました。共働きなこともあって、家事をするのに効率が良い回遊式動線にしてもらったんです」。

和室とリビングは引き戸を開ければワンフロアとしても利用可能で、洗面所にはキッチンからも入ることができます。この家事動線が奥様の一番のこだわりでした。

奥行きのある玄関。人の出入りがわかるように、リビングへの扉（中央）は照明の光がもれるスリットガラス入り。

２面窓から明るい光が差し込むリビングダイニング。掃き出し窓の向こうに念願の庭があるほか、家の東側には木々の茂る緑地が広がり自然環境も良い。テレビの高さに合わせてつくった棚には写真や思い出の品を並べている。

木目調のキッチンがリビングダイニングと見事に調和。洗面所の扉はお子様の入浴時や洗濯の際に開け放しにできる引き戸。

客間にもなる和室は木目の天井や襖の押入れなど趣あるつくり。障子を付けた窓は小さなお子様の手が届かない高さに配置。

キッチン側ほか、洗面所と玄関ホールをつなぐドアをつくったのは、帰宅後にすぐ手洗いできるようにするため。手前の棚は使い勝手の良い可動式。

淡い緑の壁がさわやかなトイレ。階段下を利用した収納は奥行きがあり、トイレットペーパーのストックに便利。

一方、ご主人が希望したのは2階ホールの造り付けの本棚。お子様たちが大きくなったら共有する予定だとご主人は言います。「家族の空間を大切にした家づくりを心がけました。今は２部屋をつなげている子供部屋も、本来は５畳と4.5畳。寝るだけの場所として広くしませんでした。回遊式の１階は逆に一体感ある間取り。成長しても一緒に過ごしてくれたらと思っています」。

もともとは新築マンションに住んでいた森様ご家族。家を建てようと思ったのも、お子様の環境を考えてのことでした。「マンションの住み心地も悪くなかったんですが、子供が遊べる公園が近くにありませんでした。戸建てなら車の往来などの心配もなく、庭で遊ばせることができると思って買い替えることにしたんです」。

そう話すご夫妻の思いを後押ししたのがシバ・サンホームです。たまたま立ち寄った完成見学会での親身な対応、わかりやすい資金計画の説明に信頼を確信しました。「子供をあやしてくれるので、打ち合わせもスムーズ。何より、私たちの仕事内容やライフスタイル、趣味、予算とあらゆることを聞いたうえで、必要なものと不要なものを指摘してくれるのが助かりましたね」。

アフターケアの充実ぶりは友人からもうらやましがられると奥様。話をうかがう間もシバ・サンホームの柴部社長と楽しく遊ぶお子様たちの笑顔に、目を細める森様ご夫妻でした。

２階のホールはゆったりとスペースを取り、家族で共有できる本棚を造り付け。階段の腰壁も利用して容量もたっぷりだ。ホールにチェアを置けば、快適な読書空間に。

子供部屋は、お子様たちが小さいうちは一緒に使い、成長したら二つに分けられるようにとドアとクローゼットを２ヵ所に設置した。

おもちゃの箱やクリスマスツリーなどの季節用品が置いてある屋根裏収納。はしごはスペースを取らない格納式。（写真右）

衣類を収納するクローゼットは出入りしやすいドアなし。「子供が部屋に友だちを呼ぶような年齢になったらロールスクリーンを付けます」と奥様。（写真左）

シバ・サンホームの柴部社長（左）、柴部文嘉さん（右）と。「アフターサービスがとても頼もしい」とご主人。