シャビーシックなドアや廻り縁、アンティーク風の猫脚インテリアなどがおしゃれな雰囲気を演出しているリビング。週末に帰省されるご長男との会話もはずむ。
非対称の屋根の傾斜や向きにもこだわったL字型の外観。外壁は立体感のあるサイディングで表情をつけた。軒下の土間は洗濯物干し場として。
「建売住宅によくある総2階の家にしたくなかったから、自由設計で営業が強引でないところを探していました。できればハウスメーカーと町の工務店の中間ぐらいがいいなって」。そう語る堺様が家づくりを決めたのは、貸家暮らしに区切りをつけ、持ち家で落ち着きたいという思いから。土地探しを頼んでいた不動産店より、家づくりのパートナーとして理想にぴったりのデバイス・ホームを紹介されました。
外観からこだわりが光る家にしたいと考えていた堺様は、通勤途中で見かけていた建物を参考に、L字型の平屋つくりを決意。「以前から素敵だと感じていたデザインだったので、写真を見てもらってしっかりとイメージを伝えました」。
白の空間が広がるさわやかな玄関はウッディなドアが落ち着いたアクセントになっている。窓付きの玄関ドアから差し込む光が温かい。
縁側としても活用できる南側に面した長い廊下に、平屋の趣が。写真左側には土間に面した掃き出し窓があり、観葉植物などを育てるスペースとしても。(写真右)
内装全体を白でトータルコーディネートした中、トイレだけは全面に淡いピンクのクロスでかわいらしく。正面の窓から採光もたっぷり。(写真左)
「ゆとりのある空間を楽しみたいから」とダイニングテーブルは置かずすっきり。隣家と接する正面の南側にはあえて窓をつくらず、雄大な景色が楽しめる東側に掃き出し窓を、西側に腰高窓をつけた。また、キッチンの中が見えないようカウンター高は20㎝。
通常250㎝幅のキッチンは150㎝幅にしてリビングを広く、吊り戸棚を付けないことで一体感も。背後のカップボードはセットではなく、自分好みのものを選んだ。
2ヵ所に配した腰高窓によって明るさも風通しも抜群の寝室。壁一面をクローゼットにはせず、頻繁に着るものはポールハンガーに掛けるためのスペースを確保。
それまで賃貸の2階建てに暮らしていた堺様でしたが、2階に上がるのが面倒で、ほぼ開かずの間になっていたと言います。「将来的にも階段の上り下りが負担になると感じて平屋にしましたが、住みやすさは想像以上です」。廊下から直接、土間に出られるので、洗濯物や布団を干すのがラクなのだとか。「使ってみて改めて、平屋は家事動線に配慮された間取りなんだと実感しました」。
部屋数はご自身の寝室と週末に帰省されるご長男の部屋があれば十分と考え、その分、リビングダイニングにゆとりを持たせました。「キッチンの幅をあえて狭めて、できるだけリビング空間を区切らないようにしています」。また、仏間をつくるかどうかではデバイス・ホームの助言が役立ったと言います。ゆくゆくは実家の仏壇を引き取るつもりで、初めはリビングに置こうかと考えていたそうですが、独立した畳の部屋に置いた方がいいとアドバイスを受け、3畳の仏間をつくることに。「寝室や息子の部屋は多少狭くなりましたが、正解でした。洋風のリビングに仏壇を置いていたら浮いていただろうし、気持ち的にも落ち着かなかったと思います」。
白を基調にした建具やインテリアは、シャビーシックなテイストにまとめられておしゃれに空間を彩ります。「細部にまでこだわれたので、家に帰るのが楽しみになりました」。堺様の笑顔に、家づくりへの満足度が表れていました。
洗面・脱衣室は洗濯物を干す土間に出やすい場所に設置するなど家事動線を工夫。浴室はリラックス効果がある清々しいグリーンに。
ご長男の部屋はニつの腰高窓から絶景が楽しめるパノラマビュー。この景色が気に入って土地を決めたというだけあって、一面に広がる田園風景と遠くに山々の稜線が望める景色は圧巻。LDKからも同様の眺望が。
壁と天井に白のクロスを用いて明るい印象の3畳の仏間。いずれご実家にある仏壇を置く予定だが、それまでは客間としての利用も。
営業の荒川さん(右)と。「仕事で忙しい平日は職場近くまで来て打ち合わせをしてくれたり、親身になっていただいて本当に助かりました」(堺様)。
構造:木造
延べ床面積:64.04㎡
階数:1階
会社名:株式会社デバイス・ホーム
所在地:
【本社】 福島県会津若松市南千石町3-12
【郡山店】 福島県郡山市桑野2丁目25-11Fビル102
【いわき店】福島県いわき市小名浜字古湊91
連絡先:
【本社】 0242-29-8781
FAX:0242-29-8791
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