堀口様ご家族は、ご主人、奥様、二人のお子様とお孫さんの5人暮らし。ホワイトとナチュラルウッドの建具で統一されたリビングに吹き抜けをつくったことで家全体に一体感が生まれ、別々の場所にいても家族の気配を感じられる。
温かみのあるアイボリー調のシンプルな外観に、アーチ型の玄関ポーチや2階のアイアン製フラワーボックス、ウッドデッキやアプローチなど洋風の飾りがよく映える。
白を基調とした明るい空間と高さのある吹き抜けが気持ちいい堀口様のお宅のリビング。洋風のインテリアや木製の建具などが、ナチュラルで温かみのある雰囲気です。
家づくりを決めたのは、ご夫妻の職場へのアクセスを考えてのこと。地元の工務店で探し始めたとき、ご主人が書店で社長の本を偶然手にとったことが大井建設工業との出合いでした。
「価格の面で安心できたという決め手もありますが、完成見学会に参加したときに、〝大井建設工業さんで建てるならこうしよう、うちがきっと一番いい家になる!〟と、わくわくしていたことを覚えています」。そうご主人は振り返ります。
白で統一された清潔感あふれる玄関ホール。洗面台の上に飾られたランプと小窓のような鏡にもセンスが光る。
キッチンから見渡したリビングとダイニング。構造上必要な中央の柱にアンティーク調の時計、ダイニングにペンダントライトなどのインテリアが洋風空間を巧みに演出。寒さが厳しい土地柄だが、蓄熱暖房機だけで真冬も室内がふんわりと暖かい。
対面式キッチンはシンク一体型で、奥様とご長女が並んで使える広さ。ピンクの扉の向こうはパントリー。「冬は雪が積もるので買い置きできる場所が必須なんです」(奥様)。
1階リビングの横にある洋室は引き戸を閉めて客間としても使用。クローゼットの扉も床も白にしたことで空間が広く感じられる。
一番にこだわったのは、家族が自然と集まるような、開放感のある吹き抜けのリビングでした。2階に上がる階段も壁で囲うのではなく、L字になる折り返しの部分から見通しがきくストリップ階段に。部屋全体に広さを感じることができ、また、飾りとして付けられたアイアンの手すりなど、階段そのものにインテリアの一部のような存在感があります。
ご夫妻が特に気に入っているのは、2階の個室と主寝室をつなぐようにのびる空中の渡り廊下。「大井建設さんからいただいた提案でしたが、図面で見たときに感激しました。1階と2階が一つの空間になったように感じられるし、ここから窓の外を眺めるのも好き。浅間山も見えますよ」と奥様。
シンプルな空間の中に飾られたアンティーク調のランプや時計、特注でつくってもらったという真っ白な食器戸棚、ドアを開けるごとに印象が変わる部屋の壁紙。ドアノブや収納の取っ手など、細部にまでお二人のセンスとこだわりが光っています。「自分たちで探してきたものを取り付けていただいたので、大変だったと思いますが、本当に感謝しています」と奥様もうれしそうです。
玄関先のアプローチなど、庭の方も少しずつ手づくりしているというご主人。「近いうちにピザ窯をつくって、庭で過ごす楽しみも増やしていきたいです」。新居に移ってからは、ご家族全員で集まる時間も増えたと言います。笑顔あふれるご家族に、この家で暮らす喜びが感じられました。
2階の渡り廊下と吹き抜けでつながる1階リビング。天井には室内の空気を循環させるためのシーリングファンを付けた。2階のFIX窓の向こう側にはバルコニーも。
2階の渡り廊下は格子タイプの手すりで囲んでいるので、空中を歩くような開放感がある。ダークブラウンの扉とペンダントライトが、白い空間に変化をつけている。
ご長男の部屋。2階には主寝室ほか約5畳の洋室が二つ。どちらも白を基調に、ポスターなどをピンで刺しても跡が残らないような壁紙をセレクト。
一面に採用したシックな壁紙やインテリア、間接照明など落ち着いた雰囲気の主寝室。映画鑑賞用のプロジェクターが完備され、壁には専用のクロスを貼っている。「ここで寝る前に映画を観る時間が一番の楽しみです」とご主人。
主寝室のクローゼットの一角には、ご主人の書斎が。パソコンを置くカウンターは造り付け、背面の本棚には書籍類がぎっしり並ぶ仕事と趣味のスペース。
堀口様ご家族(前列)と、設計の広瀬さん、大井社長、営業の渡辺さん、現場監督の内堀さん(後列左から順に)。「細かいこだわりをたくさん聞いていただいて、感謝しています」とご主人。
構造:木造
延べ床面積:108.05㎡
階数:2階
会社名:大井建設工業株式会社
所在地:長野県北佐久郡御代田町馬瀬口1670-74
連絡先:0120-33-4152
FAX:0267-32-2935
メール:thanks@ooi-kensetsu.co.jp