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【イエマドαダンドリ特集STEP6】家づくりの流れとポイントはこれで完璧!

土地探しと並行して間取りプランも進めましょう。家間戸さん一家は「自分たちの生活スタイルに合った間取りこそが、良い間取り」と住宅会社にアドバイスされました。そこで、「私たちは共働き、買い物は週に一度で…」と日頃の暮らしを振り返ることに。

2019.04.18/イエマドアルファ編集部

間取りを考える

間取りを考えるとき、「うちは4人家族だから4LDK」と安易に発想していませんか? あるいは、方眼紙を前にいきなり図面を描き出してしまったり。しかし、まずすべきことは、我が家のライフスタイルを見直すことです。

 

「ライフスタイルと間取りにどんな関係が?」と、ピンとこない人のために、一例としてお客様を招くのが大好きな二家族のケースを見てみましょう。

家を大きく二分する廊下が守るプライバシー

上の間取りは、1階に長めの廊下があるのが特徴。玄関を入ると、ホールと廊下が1階部分を大きく二分しています。LDKのある右下側と、和室や水回りが並ぶ左上側です。

 

こちらの間取りのメリットは、来客があっても、玄関すぐ左手の和室のプライバシーは守ることができる点。ここが仮に同居のご両親の部屋だったら、来客の動線から外れているため静かに過ごせ、ご両親には喜ばれるかもしれません。また、トイレやお風呂の音などがリビングの来客に届きにくいのも人気です。

コンパクトな動線が生む家全体の一体感

一方こちらの間取りは、玄関廊下がほとんどないタイプの間取りです。玄関を入るとすぐリビングがあるため、動線がとてもコンパクト。家全体に一体感があると同時に、廊下をなくした分リビングを広々ととれる点でも人気が高いようです。

 

ところが、もしこのリビング脇の和室がご両親の部屋だとすると…? そうです、来客の間中、ご両親は落ち着かないかもしれません。お茶を入れたりトイレを使ったりするたびに、お客様のいるリビングを通らなくてはならないため、動線が混み合うのはもちろん、気疲れも大きそう。

家族の数だけある暮らしやすい「良い間取り」

これは一例にすぎませんが、こんなふうにライフスタイルや日々の暮らし方は間取りに影響してきます。リビングはイス座りか、和風の床使いのスタイルか。休日は外出派か、家でのんびり過ごす派か。来客は多いか、少ないか…などなど。ぜひご夫婦で家族のあり方や今後の暮らし方を話し合いましょう。それが我が家に合った「良い間取り」をつくる秘訣です。

人気の間取りプラン①リビング階段

従来の「玄関→廊下→階段」ではなく、いったんリビングを経由してから2階へ行くスタイル。家族が必ず顔を合わせられると、子育て世代に人気です。ただし来客時には人目を気にする必要度も高まります。

人気の間取りプラン②オープンキッチン

キッチンを独立した空間に閉じ込めません。調理の間も孤立せず、子供へも目を配れるのが最大のメリット。煙やニオイが室内に回りやすいのが気になる人は、半囲いにしたセミオープン型も検討してみては?

人気の間取りプラン③吹き抜け

上階・下階を部分的に抜いてつなげたつくりです。天井が高く開放感があり、窓の取り方によっては高所からの採光がたっぷりなのが人気。ただし冷暖房効率は悪くなるので、住宅会社に対応をよく相談して。

人気の間取りプラン④家事室

洗濯やアイロンがけ、裁縫など、家事のための機能をまとめた空間で、ユーティリティとも呼ばれます。効率が良く便利ですが、こもって家事に専念しづらい子育て世代は、本当に必要かをよく考えましょう。

ほかにもある、間取りづくりのポイント

①子供部屋は柔軟に考えて

子供部屋は長い目で考えることが大切です。幼稚園などお子様が小さいうちは個室は不要かもしれませんが、いずれは用意してあげたいと大抵の場合は考えることでしょう。でも、もっと大きくなったときには、夫婦二人暮らしに逆戻り、という可能性もあります。状況は変わっていくことを忘れずに。最近では、子供部屋は可動の間仕切りなどで仕切るだけにし、替えの利く柔軟なつくりにするケースが増えています。

 

②収納は「適材適所」が鉄則

「必要な場所に、必要な分だけつくる」が収納の基本。何でもしまえる大型の納戸やクローゼットを一つ…という考え方もありますが、この「集中収納」はいささか収納効率が悪い傾向にあります。広いからと、雑多なものをすべて詰め込んでしまいがちだからです。また、そうなると取り出しにくいという欠点もあります。

 

それよりは、台所には台所用品や買い置き食品を、洗面室には洗濯用品やリネン類を…というように、空間ごとに必要なものをしまえる「適所収納」の方が断然便利です。よく考えて、収納を計画的に間取りの中に配置しましょう。

 

③状況別に動線シミュレーション

欲しい部屋や空間のアイデアがまとまったら、間取り図を動線の観点からチェックしましょう。間取り図を何枚かコピーし、朝夕の支度時、来客時など、いくつかのパターンで動線を書き込んで、ぜひ念入りなシミュレーションを。

 

いかがでしたか?本日お話した、間取りを考えることについては引き渡しから6~4カ月前に行うのがベストな時期です。次回は、「仕様を決める」についてのお話です。皆様の不安を解消できるようやさしく、分かりやすく解説させていただきます。家づくりの流れとポイントを押さえて、理想の家を建てましょう!

校正・文◎鈴木キャッシー裕子  イラスト◎宮原あきこ、ゆあさしょうこ