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雪国ならではのビルドインガレージのある家

雪国にお住いのO様ご夫妻はビルドインガレージを最優先して家づくりを考えました。大雪対策としてつくったビルドインガレージ。シャッターを開ければすぐに道路に出られるガレージは、雪かきの負担を減らします。

2019.07.04/イエマドアルファ編集部

注文住宅事例満載の家づくり情報サイト|イエマド編集部です。今回は雪国に住むご家族の、雪国ならではのビルドインガレージにこだわったおうちをご紹介いたします。ビルドインガレージがあることで、室内の間取りに悩む方が多いと思いますが、天井や壁に工夫を凝らしました。ビルドインガレージをお考えの方、参考にしてみてください。

天井を高く、壁を少なくすっきり収納で圧迫感ゼロ 

 「この冬は大雪だったので完成が間に合って本当に良かった」。ご主人がこう話すのは新居に組み込んだビルドインガレージのことです。ご自身の単身赴任の可能性を考えて、「外に置くカーポートだと、私のいない間、カーポートの屋根に積もった雪の処理を、妻が行うのは危なくて心配なので」と家づくりの絶対条件としました。

 ところがいくつか住宅会社を回ってみると、ビルドインガレージは費用がかかるとの理由でカーポートをすすめられることが多かったのだと言います。そうした中で手ごたえがあったのが、同僚や仕事の顧客から評判を聞いていた横尾建設でした。「社長が『できますよ』と言ってくださったんです。なるべく広くしたいというこちらの意向も汲んでくれました」。

 車2台を置けるだけでなく、ご主人の念願だったバーベキューもできる余裕の広さ。奥様手づくりの梅酒を保管する大型ストッカーのスペースも確保した、使い出のあるガレージが完成しました。

家で過ごしたくなる快適な空間

ビルドインガレージを最優先にしたため「そのかわり居住スペースは少しだけ小さめ」とご主人。「見た目よりも機能性」と口をそろえるご夫妻は、その限りある1階面積の中でも収納とサンルームを優先したため、LDKが16.5畳と小さめになったのです。

 ただ、もともと床座り生活のご一家はリビングの座卓が食卓を兼ねるので、実用の面では広さにさほど問題はありません。問題は心理的な圧迫感ですが、そこは横尾建設の提案でつくった〝折り上げ天井〟や壁の一部に組み込んだ〝木格子〟が解決してくれました。

 「天井が高いし、格子の見通しもいい。もうちょっと広いほうがいいと思っていたのですが、住んでみたら十分でした。休日はほとんどここに座って過ごしています」と面積以上の快適さを実感しています。

 1階の床には、床座り生活にやさしい、柔らかな無垢のパイン材を使いました。足ざわりが良い反面、傷つきやすい素材ですがご夫妻は気に入っています。「子どもがおもちゃを投げるから傷がすごい。でも、あったかいからいいんです」とご主人。「と、言い聞かせています」と奥様がつけ加え、みんなで笑い合いました。

詳細情報コーディネーターの山口さん(後列)と。「建築途中に一度、両親が突然現場に行ったことがあるのですが、職人さんが親切に対応してくださったそうです。両親も横尾建設さんがお気に入りです」(ご主人)。

事例で学ぶビルドインガレージのある家の間取り

ビルドインガレージが目を引くO様邸。ガレージと居住部分の外壁の色を使い分けることで変化を出し、窓枠や雨どいを濃いブラウンにすることで全体を引き締めた。

大雪対策としてつくったビルドインガレージは雪かきをしなくてもシャッターを開ければすぐに道路に出られる。両サイドの窓は見通しを良くするための工夫で、カーブミラーがなくても往来を確認できる。また、ガレージでバーベキューを行う際の換気窓にもなっている。電動のシャッターも、とても便利。

階段下に押入れ型の収納と可動棚を設け、空間を無駄なく利用。可動棚は下を大きく空けて子どもがストレスなく通れるようにした。ご家族は賃貸時代から床座り生活であるため、団らんは座卓を中心に。

圧迫感を避けるため吊り戸棚のかわりに棚を設けたキッチンスペース。調味料などこまごましたものは手元隠しを利用した収納スペースにしまうため、キッチン回りはすっきりとしている。突き当たりの窓からビルドインガレージの様子がわかる。

キッチン裏の“バックヤード”はビルドインガレージと直接つながっており、重い荷物も車から最短距離で運び込める。また子どもの園服などもここにかけておく。広さは2.25畳、収納棚を3列に仕切った。

キッチン脇のスタディコーナー。床座り生活のため、カウンターも窓も低い位置に設置した。お子様の宿題や、家族共有パソコンのスペースになる。

北側に位置する寝室は清々しい白で明るくコーディネート。壁紙を一面だけ、家族全員の好きなミッキーマウス柄にした。広さは10畳あり、そのうち2畳半をウォークインクローゼットにあてて主に奥様の衣服を収納する。

重い洗濯物を2階に運ばなくても済むようにサンルームは1階に置いた。乾いた服はその場でたんすにしまって作業完了。奥様の好きな水色の壁紙で気分も晴れ晴れ。

バスルームと洗面脱衣室はシックな色調でホテルのような高級感を出した。全面がダークカラーのバスルームは明るさを確保するため、照明を一つ増やしている。洗面脱衣室のタオル収納は、扉を閉めると現われる。

2階トイレは外に面していない場所にあるのですが、上部の窓からバルコニー側の光が入るので十分に明るいです。横尾建設さんのアイデアで、横尾社長の家にも付いているのだそうです(ご主人)。

コンパクトで上品な2階の手洗い。「2階は広さに余裕があったのでトイレとは別にしました」(ご主人)

ビルドインガレージの上に位置する2階の小屋裏収納へは、寝室に設けた扉から出入りする。こちらには主にご主人の仕事着などを収納。ゆくゆくはデスクを置きご主人の書斎として使用する予定。

ビルドインガレージとつながる通気性の良いシューズクローゼット付き玄関。左手側の壁に設置したマグネットボードはメモを貼ったり、伝言を書くためのもの。家を出る間際にチェックできるので便利。

 

 

 

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