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おうちの中は運動場!子どもが丈夫に育つ回遊式の家

オフホワイトの壁とさわやかな木目が心地良い室内。シンプルだが、奥様の施す本格的なディスプレイの土台としてちょうど良い色づかいとなっている。

 

「クリスマスやハロウィーンなど季節ごとにすべてつくり変えています。子どもも一緒に木材を切ったり、ねじを回したり、楽しんでいます」。

2018.08.10/イエマド編集部

走ったり、大工作業をしたり子どもとの時間が楽しいLDK

ベージュの外壁にオレンジのタイルを使ったポーチであたたかな雰囲気に。外構も手づくりで、敷石で絵を描いたりしている。

「自分が接客業をする中で、押し売りは気持ちが良くないと思っていたので、会社は〝人〟で選びました。ぐいぐいと押してくる会社が多い中、エルハウスさんだけは話しやすかったんです」と奥様が振り返ります。

 

そうして新築したのが3年前。現在、ご主人はなんと同社の社員として働いています。「精密機械の設計をしていたのですが、自分の家を建てているときに建築に興味をもって転職しました。私のほかにもお施主様で社員になった人がいるんですよ」と驚きのエピソード。

 

同社とお施主様の良いお付き合いがうかがわれます。

玄関は収納を重視した。正面のクローゼットには、アウターなど身支度に必要なものをしまう。左側には1畳分のシューズクローク。

子どもが走り回れるようにと、ご夫妻がこだわったキッチンを囲む動線。「おもちゃの車を乗り回したりしてすごいです」と満足なご様子。構造上、必要になったキッチン片側の耐力壁はディスプレイのスペースとして活用。

サーモンピンクのキャビネットがかわいらしいキッチン。ウォールシールのレンガ模様や、奥様の手づくりの棚や調味料置き場で、料理写真のインスタ映えはバッチリ。

キッチンカウンター下に自作の棚をはめこんで収納スペースとして利用。子どもの写真を撮るときに背景として映えるように棚板の高さなども考慮されている。

キッチン正面は和室。リビング方向への視界も開けており、子どもがどちらにいても食事の支度をしながら様子をうかがえる。

和室は遊び場として使用。天井と壁のクロスはあたたかなクリーム系、襖は薄いブルーで洋風に仕上げた。

二人の子どもと一緒にお風呂に入るため、洗面脱衣室は2.5畳と大きめに。

標準仕様のシンプルな洗面台を華やかなタイルで装飾した。子どもの着替えは手づくりの収納棚に。自分で準備させるため子どもの届く高さにつくってある。

工夫された動線でお子様ものびのび過ごせる

滝沢様のお宅があるのは町中から少し離れた自然の豊かな場所です。小学校まで距離があるものの、ご夫妻は「足腰が鍛えられるからいい」とむしろ喜んでいます。

 

子どもがたくましく、のびのびと育っていくことはご夫妻の一番の望み。それはもちろん家づくりでも最優先しました。

 

「家の中をどんどん走って欲しい」という願いから、1階には回遊式の動線をいくつか設けました。

 

一つは、キッチンをぐるりと囲む動線。それから、脱衣場の二つの扉を開け放したときにできる、玄関、水回り、LDKを結ぶ大きな動線。さらに、和室の扉を開ければLDKとつながる小さな動線もできます。

 

子どもたちは、家中を大きく走ったり小さく走ったり一日中大騒ぎ。 「この家にきてからやんちゃになりました。上の子は保育園のクラスで一番ちっちゃいのにすごく元気なんです」と奥様。

 

内装はそれほどこだわらなかったと言いますが、白をベースにしたシンプルな色づかいが奥様お手製のディスプレイを引き立てています。「DIYはもともと好きでしたが、子どもを楽しませるためにいろいろつくるうちに面白くなってしまって…」。

 

壁にステッカーを貼ったり、洗面台をカラフルなタイルで装飾したりするのは序の口で、雑貨や、それを置くための棚まで季節に合わせてつくるのだそう。

 

子どもたちにも大工道具の使い方を覚えて欲しいため、20畳のLDKで一緒に作業をしています。「最近はつくるものにうるさくて、ダメ出しされたりするんです」。我が子の成長にうれしさがいっぱいです。

花粉を避けるため、2階ホールを洗濯物干し場として使っている。また、奥様がアクセサリーをつくるときの作業台として造り付けでカウンターを用意した。

 

リビング階段の吹き抜けから下の様子がわかるので安心。「下で『ママー?』と探すので、『ここだよー』と返事をしています」。

ご主人の書斎。この場所にトイレを予定していたが、掃除の手間が増えるのと、将来的に2階のトイレは使わないと判断して、書斎の場所として確保した。北側に位置するが二つの窓からの採光でとても明るく快適。

二つの子ども部屋は現在ひと続きで、中学生くらいになったら仕切る予定。壁紙や収納は同じ仕様で、カーテンの色だけを変えた。「男の子と女の子を想定して色を決めましたが、その通りに生れてきて良かったです」(奥様)。

寝室はご主人のコーディネートで落ち着いた空間になった。木目のような壁クロスで温かみを出し、遮光カーテンで十分に暗さを確保。「子どもたちはしっかり寝られるようになりました。大人は子どものちょっとした音ですぐ起きちゃうけど(笑)」(奥様)。

2階の収納は、小型タイプを複数つくるよりも、大きな荷物の入る大型タイプを一つつくる計画のもと、寝室の一角に4畳のウォークインクローゼットを設けた。通路が広く作業しやすい。

プラスアドバイス

あれ? ドアノブの向きが変? いいえ、子どもの飛び出し対策です
「子どもが外に飛び出して行ってしまわないように、リビング扉のノブの向きを横から縦に自分で付けかえました。ちょっとした違いですが子どもにとっては開けにくいみたいです。寝室のドアも、知らないうちに出て階段から落ちるといけないので付けかえています」(ご主人)。

先輩社員の土橋さん(右)と。「会社では、自分が家を建てたときの気持ちを大事にして、お客様の視点として活かして欲しいと言われています。まだ覚えることがたくさんありますが、それが楽しいですね」と、エルハウスでの仕事に意欲を見せるご主人。

取材・文◎田中和子

撮影◎山田晋也

紹介したお家の基本情報

構造:木造

延べ床面積:120.36㎡

階数:2階

工務店情報

会社名:株式会社エルハウス

所在地:【本社】長野県茅野市宮川1387-9 A・Iビル2階

【松本支店】長野県塩尻市広丘吉田3322リファインド中村1F 101

連絡先:【本社】 0120-71-2415 

0266-71-2410

FAX:0266-71-2411

http://www.lhouse.co.jp 

メール:hello@lhouse.co.jp

【松本支店】0263-85-4330  

FAX:0263-85-4331

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