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土地30坪でLDK30畳|無駄を省いた間取りの家

家の中心となるリビングを広く横長に配置するつくりに。南側に大きな掃き出し窓を二つ並べて配置することで、窓から光がたっぷり入る明るい空間が生まれました。

2019.06.24/イエマドアルファ編集部

1階のこだわりフォトギャラリー

LDK

 陽射しがたっぷりと入り、明るく暖かな奥行きのある南向きのリビング。キッチンにいてもリビングのお子様の気配が感じられるよう、つながりを意識した。リビングからキッチンへ、心地良く風が通り抜けるように考えられている。

 キッチンは家事の合い間にイスを置いてひといきつけるよう、ゆとりのある広さに。リビングと空間を仕切らないようキッチン上の吊戸棚は付けず、Y様のアイデアで吊戸棚は背面の床置き収納としてアレンジした。その分、リビングから光が入るのでキッチンはスポット照明だけでOK。

 散らかりがちなものは正面奥の大型壁面収納に入れ、家具を増やさないよう配慮している。手前左から和室に出入りできるつくり。

プラスアドバイス

階段の勾配をあえて見せ広いLDKのアクセントに
リビングを広くすることを優先に考え、通常なら廊下に配置する階段の一部をリビングスペースに取り込みました。あえて階段の勾配を見せることで動きのある面白い空間が生まれました。結果的にLDKのポイントになり遊びに来る友人にも好評です(Y様)。

和室

 和室は客間としても使えるよう引き戸で仕切り独立した空間に。さりげなく洋のテイストが感じられるブロック調クロスを採用した。

洗面脱衣室・浴室

 明るい浴室・洗面脱衣室。さわやかなライトブルーをアクセント色に統一した。

玄関

 玄関の土間収納も引き算の一つ。スペースをとる土間収納はやめ、その分、上がり框(かまち)を横長にとった。家族3人並んでも同時に出入りできる使いやすさを重視した玄関。実際の広さよりも広く感じられる効果もある。

トイレ

 正面に窓を設け明るさと開放感を演出したトイレ。窓のサッシや床の巾木を建具のカラーとそろえて統一感を出した。

2階のこだわりフォトギャラリー

子ども部屋

 かわいくディスプレイされたご長女の部屋。ベッドやデスクの位置・高さを計算に入れ窓の配置を決めた。「女の子だから洋服も増えるだろう」という吉田様の配慮でクローゼットはご長男の部屋より広めにした。

 シンプルにまとめられたご長男の部屋。モノが多くないため収納はやや小さめのつくり。北側だが、二面に窓を設置して採光もフォローしている。

 寝室

 お子様がご結婚後に二世帯住宅になることも視野に入れ、寝室は室内・クローゼットともにゆとりを持たせた。「山が見える生活がしたかった」と言うY様。高窓からは山の美しい稜線が望める。

階段・廊下

 高さを変えた窓が空間のアクセントになっているU字型の折り返し階段。光を取り込みながら開放感を出し、2階へと風が抜けるので快適。

 2階廊下の窓を階段と対面に付けて風の流れをつくった。2階にトイレを設けない分、生まれたスペースを有効活用した。

外観

 ベランダは設置せず、スッキリ仕上げた外観。奥を差しかけ屋根にして変化を持たせた。白を基調に玄関回りのダークなトーンがポイントになっている。

生活スタイルに合わせた無駄のない引き算の間取り

 40歳までに家を持とうと考えていたY様の背中を押したのは、思春期を迎えるお子様たちのリクエストとラジオで耳にしたデバイス・ホームの弓田社長の家づくりに対する熱い思いでした。「建物の解体工として働いているので、住宅メーカーの良いところも悪いところも知っているつもりです。だからこそ元々大工だったという社長の話が信頼できると感じました」とY様。

 家づくりは資金面を率直に相談することから始めました。前のお住まいが手狭だったため、新居は建坪40坪の広さが希望でした。「ところがデバイス・ホームさんは30坪でも余裕で生活できると言うんです。30坪の中でできるだけ大きな空間をとった方がコスト的にも抑えられると聞き納得。方向転換しました」。

リビングに家族が集まる居心地の良い家

 デバイス・ホームから数パターンのプランを提案される中で、正方形の総二階の家はシンプルすぎると感じるようになりました。そこで、家の中心となるリビングを広く横長に配置するつくりに。南側に大きな掃き出し窓を二つ並べて配置することで、窓から光がたっぷり入る明るい空間が生まれました。

 玄関回り、LDK、水回り&廊下はそれぞれ独立したスペースとしてエリア分けしました。リビング階段など壁で空間を仕切らないつくりはおしゃれですが、生活しやすさという点では壁で区切った方がいいと判断したからです。「娘が年頃になったときのことを考えると、風呂上がりにお客様の前を通って自室に上がるリビング階段はいやですよね」と、父親としての優しさも伝わります。

 吉田様のお住まいには、ベランダ、2階のトイレがありません。必要のないものを標準プランから引き算したと言います。「住宅の解体現場でよく見かけるのは、2階の水回りの床や、ベランダ部分が傷んでいること」。そんなプロの視点もありました。長い目でみて修理代やメンテナンス代がかからないので一石二鳥だと言います。

 「プライバシーを守るための個室が欲しいと言っていた子どもたちですが、気づくとリビングにいることが多いんです。それだけ居心地がいいってことですよね」と笑顔で語る吉田様からは新居への満足度が伝わってきました。

Y様ご家族とデバイス・ホームの井上さん(左)「家のつくりだけではなく資金面でも心強い味方になってくれました」とY様。

この家を建てた工務店情報

株式会社デバイス・ホーム

http://www.luckydakara.com

[本社]福島県会津若松市南千石町3-12

TEL:0242-29-8781 FAX:0242-29-8791

メール:info@luckydakara.com   

[郡山店]福島県郡山市桑野2丁目25-11Fビル102

TEL: 024-954-6466  FAX:024-954-6465

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[いわき店]福島県いわき市小名浜字古湊91

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メール:iwaki10@luckydakara.com              

間取り

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