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快適のもとは収納力!子育て中もすっきりキレイな家

もうすぐ男の子を迎える森田様ご家族。以前のマンション暮らしに不便を感じ、一軒家を建てることにした。家事は、平日は奥様、週末はご主人がメイン。家事動線や設備の使い勝手は二人で検討した。

2018.08.10/イエマド編集部

子育てはやっぱり一戸建て マンションを手放して新築

外壁の白と屋根のグレーの組み合わせがシンプルで美しい森田様のお宅。屋根材は、耐久性がありメンテナンスのしやすい瓦を採用した。

森田様ご夫妻は長く住むつもりでマンションを購入しました。ところが実際に住んでみると…。

 

「出かけるのに不便なんです。帰ったらタワー式の駐車場に車を停め、荷物を持って、子どもを連れて、入口で暗証番号を押して、エレベーターに乗る。子どもが増えたら大変だと思いました」とご夫妻。

 

こうして一戸建てを決意したご夫妻は友人から紹介されたフィックスホームにマンションの売却から相談し、同時に土地を探しはじめました。駅近という条件に叶う物件はいくつか見つかりましたが、建築条件付きはすべて見送りました。フィックスホームで建てると心に決めていたからです。

 

「一番不安だった資金計画を一緒に考えてくれたのが大きかった。ここまでなら使えるという額を明確にしてくれました」とご主人。担当の楢崎さんとマンションの売却価格を予測しながらライフプランの作成を開始し、二度目の打ち合わせで早くも生涯のお金の出入りが見通せたと言います。

 

楢崎さんの仲立ちで不動産業者とのやりとりもスムーズに進み、無事に売買契約が成立。退去日前の完成に向けてプランの作成が急ピッチで進められました。

大きなシューズクロークを備えた2WAY玄関。間の仕切り壁をあえて大きくつくり、階段の手すりと合わせて、土間に立つ来客から奥のプライベート空間が見えないようにした。玄関ドアは断熱性能をグレードアップ。

京都や大阪に比べて寒さの厳しい滋賀県。寒さ対策としてLDK全面に床暖房を設置した。さらに窓はすべて断熱性の高い樹脂サッシを採用。陽当たりの良さも手伝って暖かく快適に過ごせる。

料理好きなご主人と一緒にご夫妻でキッチンに立つ機会が多いが、ゆったりとした通路とフルフラットのワークトップでストレスなく作業ができる。キッチンまで床暖房がきているので冬も快適。

電話台は幼稚園からの連絡物を貼ったり、奥様のメイク場所としても利用。キッチンの横にあり、リビング側からは卓上のものは隠れて見えない。下のボックスにはルーターなどを収納。

客間、遊び場、お風呂上がりの着替え場を兼ねた和室。たんすを置く板間を設けたことで畳のスペースが特注サイズとなったため、一辺の長さが通常よりも短い特注の畳を使っている。布団をしまう収納の扉はフルオープンで開く折れ戸。中には洋服をかけるパイプも設置した。

洗面台の横は収納ボックスの代わりに可動棚を取り付け、洗顔中のタオルの置き場として使っている。お風呂の扉は、大きな開き戸を採用。「折れ戸は折れ曲がる部分にカビが生えやすいので」(奥様)。

1階の各場所をつなぐ通路もゆったりと余裕がある。右の扉から見えるのは和室。収納を挟んで、その奥がリビング扉。和室とLDK、LDKと浴室、洗面脱衣室は回遊式動線でつながっている。

家全体にゆとりを持たせ贅沢な開放感を叶える

練りに練ったのは収納計画です。「扇風機」「布団」としまうものを漏れなく付せんに書き込み、机上で収納場所を決めていきました。

 

「フィックスホームさんからの宿題です。言われなかったら、どこか空いてるところにしまえばいいやってなっちゃいますよね」と奥様。

 

シミュレーションをもとに収納の場所と大きさを決め、結果として、面積を広く取りたいウォークインクローゼットを寝室から外して独立させました。それによる不便はなく、かえって寝室のエアコンの効きが良くなるのではと期待しています。

 

家族の集うリビングは19畳。これだけでもぜいたくな開放感がありますが、「居室以外の場所が広いと家全体がゆったりとする」というご主人の考えから、通路や玄関にもゆとりを持たせました。

 

横幅のある玄関ホールは、上がった瞬間に家の余裕を感じさせます。機能的で気持ちも大らかになれる一戸建て。もうすぐ生まれてくる赤ちゃんもきっとすくすく育ちますね。

洗濯物はバルコニーに干し、急な雨からの避難用に2階ホールを干し場として使う。朝から雨天の日は浴室乾燥機で完全乾燥。ホールの幅は約2mで多目的に使うことを予定している。「本を置いて共同の図書館などを考えています」(奥様)。

子ども部屋はカーテンの色違いで二部屋を用意した。「女の子は洋服が多くなるだろうから」(ご主人)と、クローゼットはたっぷりサイズの1畳。フィックスホームの標準仕様で、各部屋にテレビコンセントが配線されている。

クローゼットも合わせて9畳の寝室。マンション時代にはリビングに置いていたPCは、使用頻度が少ないため寝室に移動させた。すぐ近くを線路が走っているが、遮音性の高い樹脂サッシのおかげで室内はとても静か。

大きな荷物を収納するための4畳のウォークインクローゼット。中段、天棚、ハンガーパイプ付き。両側の天棚は左と右で高さを変えてある。

プラスアドバイス

ぜいたくなほどの明るさ!小さなスクリーンで採光調節
もともと陽当たりのいい場所の上、東の採光窓のおかげで一日中陽射しがあるのですが、明るすぎるとテレビが見えなくなってしまうんです。そのため採光窓用のスクリーンをつけました。朝のうちはほとんど降ろしています(ご主人)。

後列左から担当の楢崎さん、川尻さん、棟梁の畠中さん。「フィックスホームさんに口コミのお客さんが多いのは満足度が高いからだと思います。僕らもとても満足しています」(ご主人)。

 

取材・文◎田中和子

撮影◎大西尚明

紹介したお家の基本情報

構造:木造

延べ床面積:129.39㎡

階数:2階

工務店情報

会社名:株式会社フィックスホーム

所在地:滋賀県栗東市下鈎1191-1

連絡先:0120-52-5033

FAX:077-551-5035

http://www.fixhome.jp

メール:info@fixhome.jp

間取り

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