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無垢の風合いと吹き抜け家中どこにいても快適な家

リビング天井は杉、床はパインの無垢材を使用し、自然素材の塗装を施し暗いところでも沈まないトーンに調整しました。スキップフロアはお子様の遊び場や奥様の読書スペースに。印象的な稲妻階段の下のスペースを利用して本棚を造り付けた、スキップフロアの格子から廊下へ光をこぼします。

2020.01.23/イエマドアルファ編集部

社長の人柄にひかれ夢のマイホームづくりスタート

I様宅はリビング全体を吹き抜けにした開放感のあるつくりが印象的です。床や天井、梁に無垢材をふんだんに使い落ち着きのある雰囲気も演出しています。「この人に建ててもらおうと即決した」と語るご夫妻の心を動かしたのは菅谷社長の著書でした。「同じ家を建ててもハウスメーカーと工務店で1千万円近くも差が出る理由。初めて建てた家がお客様に満足してもらえなかった赤裸々なエピソードなど。ハウスメーカーで働いていた経験があるからこそ説得力があり、誠実な人柄も感じられました」と奥様。

集中換気&高気密構造で家全体の温度が常に一定

プランを考えるうえでベースにしたのは〝平屋をイメージした家〟〝1階を生活のベースに〟というI様のリクエストです。リビングを吹き抜けにしてオープン階段やアイアンの細い手すりを採用することで、リビングを大きな一つの空間にすることに成功。スキップフロアと廊下は、壁ではなく格子で仕切り、ほどよく空間をつなげています。また、ご夫妻の寝室を1階に置き暮らしやすさにも配慮しました。稲妻階段など、細部はインテリア雑誌やインターネットで気に入った物をスクラップ。菅谷社長とイメージを共有していきました。

「菅谷社長は、こちらの希望をやみくもにOKするのではなく、おすすめできないときは、理由と代替案を提案してくれました」。琉球畳をリクエストしていた和室は最終的に通常の畳にしたのも、「両方の特徴とコストを提示してくれたので比較できて、通常の畳でも大差ないと納得できたからです」と言うご主人。玄関にシューズクロークをつくりたいという希望を叶えるかわりに1階のトイレを窓がない場所に設置するなど、全体をバランスよくまとめました。

 家のどこにいても居心地が良いと語る理由は、家全体を集中換気していることにあります。家中の温度を一定に保つため、空調室のエアコン1台と15台の換気扇で建物内の空気を循環。各部屋に空気の吹き出し口と引き込み口があり、さらに空気が外に漏れにくい高気密なつくりとトリプルサッシの窓だからこそ実現できたシステムです。妥協せず時間をかけて考え抜いたからこそ理想の住まいが形になりました。

スキップフロアからダイニングキッチンを見たところ。リビングは開放感のある空間に張った梁がアクセントに。リビングはワイドスパンの窓と3つのスリット高窓から光がたっぷり入る。

さびにくく衛生的なオールステンレスのキッチン。背面収納の引き戸は一枚の大判チェッカーガラスに木製の格子を付けたオーダーメイド。食器のほか、調理家電もまとめて収納できる。

玄関とシューズクロークは引き戸で仕切れる。奥にはお子様の通園グッズ用のクローゼットを設けた。各収納は物を出し入れしやすいようオープンに。

まるでホテルのような洗面脱衣室。深さのある横長の洗面ボウルを中心に、ウッディな造作棚やミラーでおしゃれな空間に仕上げた。ご夫妻の身長に合わせて洗面台は高めに設定。

1階寝室は木の質感を活かしながらも色をのせたアクセントクロスが印象的。ウォークインクローゼットと布団などを収納できるクローゼットの二つを使い分けている。

奥様のお母様との同居も視野に入れて、和室は独立したスペースに。和の雰囲気を大切にしながらもアクセントクロスでモダンな表情も添えた。

2階廊下からリビングを見下ろしたところ。廊下の手すりをアイアンのオープンタイプにすることでリビングとつながりのある空間にしている。吹き抜けを囲むように子ども部屋を配置。

将来、2部屋に仕切れるようなつくりにした子ども部屋。ほかに独立した子ども部屋が一つある。建具はシャビーシックなテイストを選び、ブルー、グリーン、ホワイトとお子様ごとにカラーを変えた。

スペースに余裕ができたため、部屋数にカウントされない天井高140㎝の小屋裏収納をつくった。

トイレは天井のクロスをポイントに使い、モダンなムードを演出。正面に造作棚やボックス型の収納を設置し機能面も考慮した。

共働きのご夫妻のため、洗濯物は陽当たりの良いサンルームに干す。洗濯機からキッチンの勝手口と家事動線にも配慮。リビング側のウッドデッキからも出入りできる。

家全体のテイストをそろえたかったので細かなパーツもカタログやネットを駆使して選びました。お気に入りはクラシックホテルのように上下に倒すつまみ式のタンブラースイッチとトイレのアンティーク調ペーパーホルダー、タオルハンガーです(奥様)。

シンプルな形の建物を明暗のツートーンカラーにすることでスタイリッシュに仕上げた。玄関ドア前に設置したステンレスの格子がポイント。

伊能様ご家族と菅谷社長(左)「ハウスメーカーも検討しましたが、地元工務店で安心感がある菅谷工務店にお願いして正解でした」(ご主人)。

間取り図

センターホーム

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