住宅事例や家づくりのお役立ち情報満載!
子育て世代のための家づくり応援サイト
ieMADO[イエマド] TOPページ > 住宅事例 > 約40坪の家事動線の間取りへの追及が生んだ楽々と心地の良い家

約40坪の家事動線の間取りへの追及が生んだ楽々と心地の良い家

達人と呼ばれるほど家の見学会に行ったというご主人。何度も何度も打ち合わせを重ね、その集大成ともいえる、間取りや収納力にこだわった家が完成しました。

2020.02.12/イエマドアルファ編集部

注文住宅事例満載の家づくり情報サイト|イエマド編集部です。今回は、見学会に幾度も参加し、徹底的に動線や収納の配置にこだわり抜いたおうちをご紹介します。家族にとっての良い家とはなにか、こだわりをぜひ参考にしてみてください。

ほんの数歩を妥協しない動線

間取りを決める際に奥様がなにより重視したのが動線です。ぐるぐると自由に歩き回れる回遊性や、効率をアップする家事動線という大きな視点だけでなく、ダイニングテーブルの向きや扉に対しての洗面台の配置といった細部にまで気を配りました。「快適な暮らしを実現するために〝ほんの数歩〟を妥協したくなかったんです。現場で何度も確認や調整をしていただけたことに感謝しています」と奥様は微笑みます。

また、ご夫妻のもう一つのこだわりが収納です。収納計画は、間取りづくりの最初と最後に数日をかけて綿密に行いました。「他社と比べて収納がかなり多いことには見学会で気が付きましたが、数よりも役割にあった配置やスペースが重要だと知り、驚きました」とご主人。引越しがスムーズだったことはもちろん、生活スタート後も日常の動線上に収納があるため、部屋が散らかることが激減したそうです。

「これも工期が長く、しっかり考える時間を取れたからこそ」と満足そうなご主人の横で、「子どもたちも以前より家事を手伝ってくれて、片付け上手になりました。自然とそう動けちゃうみたい」と、奥様も言葉を続けます。家族4人が楽々と心地良く暮らせる家には、今日も笑い声が響いています。

達人と呼ばれるほど見学会に参加家族にとっての良い家を研究

ご実家の敷地内での家づくりを考え始めたS様ご家族。最初に訪れたのがエスホームでした。すでに心は動かされていましたが、数軒のハウスメーカーや工務店も巡りました。そしてエスホームの対応の良さを改めて感じたと言います。

中でも、土地のこと。市街化調整区域にあり、下水も未整備という事情を話すと、他社では、たちまち一線引かれるのを感じたそうです。「エスホームでの対応を基準にすると、どの会社も満足できませんでした。土地の問題についてもすぐに〝できますよ〟と受け入れてもらえ、ていねいな対応をしてくれたことがうれしかったですね」とご夫妻は笑顔を見せます。

整備された土地に比べると長い工期となりましたが、ご主人はそれをメリットととらえて、周囲から〝達人〟と呼ばれるほど見学会へ足を運び、家づくりの研究を重ねました。そして、その集大成とも言える家が完成しました。

回遊式だけじゃない家事動線にこだわった室内

内装には、奥様の希望であったカフェ風のエッセンスをプラスした。扉はナチュラルカラーの木目で統一し、シャビーシックな建具が上品なかわいらしさを演出。中央に配置された棚のアーチが、部屋全体を柔らかくオシャレな印象へと格上げしている。                                    

奥様の強い希望で、ダイニングはキッチン横に。抜群の家事動線と、半個室形で隠れ家のような収まりの良いスペースが実現した。生活感の出やすい本棚はリビングから目隠しとなる配置ですっきりと。窓下の予定だった本棚だが、現場確認で通路幅を広くしたいと壁側へと移動。左側の壁にはリビング学習用のデスクと収納を据え付け、どちら側からも使えるベンチで機能的な空間に。

両サイドに可動棚を設置した大容量のパントリーは、アーチ型の入口が心浮き立つ。洗面室とキッチンをつなぐ動線としても活躍し、リビングからの視線も気にならない。

キッチン背面のカウンター下に扉付きの小棚を造作してもらいました。中にはお菓子が入っている子ども用パントリーです。計画の時から担当の手塚さんと絶対かわいいと盛り上がって、一番のお気に入りです(奥様)。

リビングとつなげた陽当たりの良い和室。お子様のスイッチルームとして、お昼寝や遊び部屋として、客間としても独立可能とマルチに利用する。

北側にある玄関。明るさを考慮して、靴箱の上と中間、玄関扉、その左上、また階段側にガラスブロックをはめ込むなど、各所に小さな窓を配置して採光を確保した。濡れた物も置ける階段下を利用した収納も便利。

標準よりもかなり広い洗面脱衣室。両サイドから手を伸ばせる中央の棚や、廊下とリビングからの扉とまっすぐ重なるように配置した洗面台など、随所に奥様のこだわりが光る。(写真左)見学会で気に入ったという階段下利用のトイレ。腰板や天井の段差をアクセントに、カフェ風のオシャレ空間が実現。窓の光も効果的で、コンパクトさを感じさせない。(写真右)

開閉式の大窓が階段だけでなく、1階と2階の廊下も明るく照らす。曇りガラスで隣人の視線も気にならない。壁面にはガラスブロックを並べ、玄関へも柔らかな光が注ぐ。

一面のみ青系のカラークロスを採用し、落ち着いた雰囲気の寝室。枕元にポイントで置いたニッチがアクセントクロスとの相乗効果で、上品で高級感のある空間へと演出する。「コストを上げずに雰囲気をがらりと変えられたのでやって良かったですね」とご主人。

寝室横につくった多目的に使えるフリールーム。奥様はインナーバルコニーにつながるランドリールームとして、ご主人はコレクションに酔いしれる趣味の部屋として利用する。布団などが入る大型収納も集約。扉代わりのロールスクリーンはほこり除けにもなる。

好きな色のクロスと扉を自分で選んだ子ども部屋。十分な収納量の可動棚とクローゼットには扉を付けず、スペースを有効活用する。ご長男の部屋は将来を見越し、枕棚を高くして使いやすく。ドア上のガラスブロックで、外からも中の気配が感じられます。

将来ご長女が身支度を整えられるようにと、2階のトイレ前にも洗面所を設けた。2階はすべての扉のカラーを変え、見た目にも楽しい雰囲気に。

見学会で奥様が一目惚れしたというグリーンの玄関が外観のアクセントに。洋風瓦の屋根は、屋根屋を営む奥様のお兄様が手がけた。

 

 

株式会社エスホーム

栃木県宇都宮市平出町3563-3

TEL:  028-613-6606

FAX:028-613-6616

http://www.shome.jp

メール:mail@shome.co.jp