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自然素材の温もりに包まれて心にも身体にも優しい家

お子様が生まれてから、住む環境も化学物質や合成物質を使わない自然素材のなかで過ごしたいと思ったご夫妻の家づくりをご紹介します。

2020.03.25/イエマドアルファ編集部

注文住宅事例満載の家づくり情報サイト|イエマド編集部です。今回は、お子様のために自然素材、自然の力を活用することにこだわったご夫妻の家づくりをご紹介いたします。無垢材の使用やエコ住宅などこだわりがたくさん。他にも、暮らしに合わせたアイデアがたくさん詰まっています。ぜひ、参考にしてみてください。

自然素材の住宅にこだわり快適さと省エネを両立

特にこだわったのは、家族が集まるリビングの空間。「吹き抜けをつくったことで、開放感や2階との一体感も生まれて、どこにいても家族の気配を感じられるのもうれしいです」と奥様。構造材や内装材には京都産の無垢材を使用。同じ土地の気候風土で育った木材だからこそ、調湿性や脱臭性に優れ、長持ちすると言います。

もう一つの特徴は、自然の力を活用したエコ住宅であること。通風に優れた外開き窓を空間の対角線上につくる、西側には窓をつくらないなどの夏の対策や、窓の背を高くして陽射しを部屋の奥まで届ける冬の対策など、風の通り道や採光にも工夫をしました。また、建物を高気密高断熱仕様にし、吹き抜けを通して家全体を一つの空間として捉えることで、夏も冬も、エアコン一台で快適に過ごすことができます。

他にも、ご家族の暮らしに合わせた宝田所長のアイデアがたくさん詰まっています。「子どもと過ごすことの多い和室とダイニングの目線の高さをそろえてくれたり、共働きで忙しいからこそ、二人同時に作業ができるようにキッチンを広くしてくれたりと、細かい部分まで気づかっていただいて、とても気に入っています」と奥様。

社長の自然素材の知識の豊富さにひかれ家づくりスタート

たくさんの陽射しと、ふんわりと温かい空気に包まれたH様宅のリビング。足裏に優しい、柔らかさも感じる無垢のパイン材の床の上を、お子様がぐるぐると元気良く走り回っています。

お子様の成長や家族の将来を見据えて家づくりを考え始めたというご夫妻。「子どもが生まれてから、食べ物だけではなく、住む環境も、合成物質や化学物質を使わない自然素材の中で過ごしたいと思うようになりました」とご主人。自宅の郵便受けにサエラ暮らし研究所のチラシが入っていたことからすぐに見学に行き、宝田所長の人柄や、自然素材に関する豊富な知識に惹かれて決めたと言います。

自然素材を使用したエコな設計の室内

リビングから見えるキッチンカウンターの壁は、主寝室の1面の壁にも使用している天然素材の化石サンゴを使った塗壁で、ご主人と奥様の二人で塗った家づくりの思い出の場所。

ご夫妻で料理をすることも多いため、キッチンは広めに確保。また、同時に作業ができるように、水回りとガスコンロのスペースをあえて離している。

来客時など、ちょっとした腰掛けにもなる小上がりの畳スペースは、畳を持ち上げると下がすべて収納になっている。

掃除機は、リビング内に専用の収納スペースを設置。奥にコンセントも設置してあるので、収納しながら充電することも可能。

リビングの引き戸は、枠部分を壁紙に合わせて白に、レール部分も床に合わせてナチュラルパインに色の変更をしてくれました。こうすると、ドア回りの素材がリビングになじむので、空間も広く見えるんです(ご主人)。

シューズクローゼットのスペースを広く確保した玄関。ご主人が趣味で集めているというスニーカーもきれいに収納。

ブルーのタイルがシックな印象の洗面脱衣室。「理科の実験室のようにしたかった」という洗面ボウルは、深さもあるので、汚れ物の手洗いをしたいときにも最適。

トイレの壁の一部にも、調湿や消臭の効果がある天然素材の化石サンゴを使った塗壁を採用している。

2階のフリールーム。将来的には壁やスクリーンなどで空間を区切り、4畳ずつの子ども部屋にすることも想定している。ロールスクリーンの奥は収納スペース。

階段から、フリールーム、寝室へとつながる2階の通路。手すり部分は壁でふさぐのではなく、ネットを張ることで開放感が生まれ空間も明るい。ネットの素材もゴムやプラスチックではなく、自然素材の木綿糸を使用。

主寝室でもある2階の洋室はL字型になっていて、ホールのような開放感がある。こちらも、将来は空間を二つに分けられるように想定。

ウッドデッキには夏の日よけとしてオーニングを設置。急な雨にも安心なので、洗濯物の外干しの際にも強い味方になってくれる。

外観は「ガルバリウム鋼板と木材の組み合わせにあこがれていた」というご主人の希望で、どちらにも雰囲気の近いサイディングを採用。

 

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