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LDKに2種類のアメリカンテイストを取り入れた家
「アメリカンテイストが好き」だというご夫妻。西洋海岸風とブルックリンスタイルの二つのテーマの住み分けに成功しています。
注文住宅事例満載の家づくり情報サイト｜イエマド編集部です。今回は、アメリカンテイストの壁紙や色合いをふんだんに取り入れたおうちをご紹介します。特にLDKは一体型ながらも、西海岸風、ブルックリンスタイルと2種類のテーマでも融合しています。もちろん機能性もしっかり考慮したエコハウスです。アメリカンスタイルが好きな方、ぜひ、参考にしてみてください。
リビングとキッチンでテーマを分けたデザインに
「アメリカンテイストが好き」だというご夫妻らしく、リビングはヘリンボーン柄の壁が味わいを醸す西海岸風。一方でダイニングキッチンはヴィンテージ感漂うブルックリンスタイルです。「特にレンガと古材を利用したバーカウンターは自然素材ならではの重厚な質感が気に入っています」とご主人。リビングとダイニングキッチンが一体型の間取りですが、Ｌ字型にすることで二つのテーマの住み分けに成功しています。
もちろん、機能性もしっかり考慮しました。キッチンと洗面脱衣室の間には通り抜けができるパントリーを配置してスムーズな家事動線と収納力を確保。さらに洗面脱衣室横の階段を上がると室内用物干しが付いた２階ホールが広がっています。
「ホールの吹き抜け部分にシーリングファンが付いているので空気が循環してよく乾くんです。季節や天候によってバルコニーと使い分けています」と奥様は笑顔です。
デザインと機能性が両立した伊藤様のお宅。実現できたのはエルハウスの柔軟な対応があってこそだとご主人は言います。
「普通は土地、間取りの順に決めると思うんですがなかなか建てる場所が決まらなかった。それでも担当の前島さんが間取りの相談にのり、さまざまなアイデアをくれたのでじっくり考えることができました」。
「新しいおうちが好き」と言ってリビングで遊ぶお子様。そののびのびとした姿が健やかで快適な暮らしを象徴していました。
見学会でイメージが浮かんだ理想の家
「きっとここでなら理想の家がつくれる」
I様ご夫妻がそう確信したのはエルハウスの完成見学会に初めて訪れた日のこと。一流設計士が基本デザインを手がけたエルハウスの住宅シリーズ『くらすの家』のスタイリッシュなたたずまいに感銘を受けたのです。
「それまでは“どのような家がいいのか”と聞かれてもイメージがなかったんです。でも『くらすの家』には“これいいな”と共感できるところが随所にあって、自分たちの家のイメージが浮かんできたんです」
そう語るご主人。オレンジ色が映えるモダンな外観や杉板の天井など『くらすの家』をベースに、ご夫妻のこだわりを取り入れてイメージを形にしていきました。
色も素材も動線も妥協しない室内
西海岸風のリビングとブルックリンスタイルのダイニングキッチンがうまくマッチしたLDK。床と建具は1階、2階ともチーク柄で統一した。中央の扉は収納で「リビングを広くすることもできたんですが、物がごちゃごちゃ出ているのが嫌でつくりました」とご主人。
汚れが目立ちにくいというメリットがある木目調のキッチン。背面にもバーカウンターと同じレンガ張りの壁と古材の棚を設置したことで世界観を統一している。
「玄関は家族用と来客用の空間を分けるウエスタン扉が気に入っています」とご主人。グレーの壁は調湿、脱臭効果のあるエコカラット。
最初は玄関の両サイドに下駄箱がありましたが、そんなに必要ないので片側は下駄箱の代わりにベンチを造り付けました。ブーツを履く時に腰掛けることができるし、観葉植物などを飾ればインテリアとしても活躍してくれそうです（ご主人）。
白い木目調のクロスが明るさと温かさをもたらす洗面脱衣室。浴室も木目調というこだわり。
キッチンと洗面脱衣室をつなぐパントリー。入浴時は扉を閉められる。「食料品のほか、タオルや洗濯小物を置けて便利です」と奥様。
ゲストルームはリビングと玄関ホールの２方向から出入り可能。リビングを通らずトイレや洗面脱衣室に行けるプライバシーを確保したつくり。
トイレにもLDKと同じヘリンボーン柄のクロスをあしらった。窓に置いたグリーンとのバランスが絶妙。
2階のホールには奥様の作業机を造り付けた。思い切って採用したという青い壁だが、吹き抜けの腰壁にはめ込んだ青いガラスブロックとともに補色のオレンジと引き立てあって洗練された空間に。
主寝室のヘリンボーン柄の壁にはベッドの高さに合わせて飾り棚を造り付け。これも古材を利用したもので携帯の充電ができるようにコンセントも設置。間接照明がリラックス効果をもたらしている。
主寝室に設けたウォークインクローゼット。
ウォークインクローゼットの奥にはなんと隠し部屋が。コンクリート風の壁がスタイリッシュな部屋はご主人が趣味を楽しむためのプライベート空間だ。
二つある子ども部屋のアクセントクロスは、「成長すると好みが変わるだろうから飽きのこない木目調にした」とご主人。2面窓で通気性も良し。
４畳のバルコニーには「テーブルセットを置いてゆったり過ごすのもいいな」と奥様。板張りの壁が映えるように手すり壁はクリアパネルをセレクト。
黒の外壁とカーテンなどのオレンジの組み合わせがクールな外観。LDKとゲストルームから出られるウッドデッキはご主人が自らつくったもの。
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