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20畳のLDKで3世代が心地良く暮らす同居型二世帯住宅

仲の良いT様ご家族。それぞれのプライベート空間はしっかり確保しつつも、リビングや水回りは一緒に使う、完全同居スタイルの二世帯住宅を建てました。

2020.04.16/イエマドアルファ編集部

注文住宅事例満載の家づくり情報サイト|イエマド編集部です。今回は、完全同居型の二世帯住宅を建てられたご家族の家づくりをご紹介します。同居型となると、お互いのプライバシーや生活時間のズレが心配ですよね。しかし、こちらのご家族は、そんな心配も様々な工夫で解決しました。二世帯住宅をお考えの方、ぜひ参考にしてみてください。

家族帰宅したら集うLDKは20畳

打ち合わせには、いつも家族みんなで参加したという、仲の良いT様ご家族。それぞれのプライベート空間はしっかり確保しつつも、リビングや水回りは一緒に使う、完全同居スタイルです。「古い家で3年一緒に暮らしましたし、いわゆる二世帯住宅のように分けるということは考えませんでした。家族はみな、基本的には1階のリビングに集まっていますね」。

 家族が集うLDKは20畳。家を守るお母様のご要望で、極力物を置かずに掃除のしやすいシンプルなつくりに。リビングだけでなく家全体に収納を多めにとっているので、床に物を置くこともなく、モップがけがしやすいのだと言います。また、玄関ドアから家族用の玄関を通るとすぐにリビングがあるので、家族が帰宅したら必ず顔を合わせることができます。

 二世帯同居で一番気をつかったのが生活音。二交代制で働くご主人をはじめ、生活時間がずれた時にも音が気にならないように、1階と2階では微妙に部屋の位置をずらしています。また家族が多いからこその物の多さを、細かな工夫で解決。「たとえばお風呂や洗面脱衣室などは、それぞれが使うシャンプーなど物がたくさんあるので、壁面をホーローにしてマグネットで収納できるように。キッチンカウンターのリビング側も収納棚だったのをホーロー板に変更して、家族のスケジュールを貼ったりできるようにしています」。

 もともと仲の良かったご家族ですが、新しく家の中心となった広いリビングには自然と家族が集まり、その絆は一層強くなっているに違いありません。

建て替えを決意した寒さを解決する家

3世代が一つ屋根の下で暮らすT様ご家族。ご主人の実家を建て替えることにしたきっかけは、アパート暮らしをしていたご夫妻がご両親との同居を考えたことでした。「すぐには建てず、古い家で3年ほど一緒に暮らしましたが、昔ながらの和風建築の家は使わない部屋がたくさんあるうえに、とにかく寒い! 家族で相談して建て替えに向けて動きました」とご主人。そこで白羽の矢が立ったのが建装。「建装さんの社長とは私が20代の頃からの知り合い。建て替えるなら建装さんでと思い、家族みんなで見学会に行きました」とお父様。夏に行われた見学会でエアコンの効きが良くて涼しいのを実感し、さらに「冬は絶対に寒くないですよ」と言われたことが決め手になりました。

完全同居型二世帯住宅の室内

外から玄関のドアを入ると右側に広がる大きな玄関ホールはお客様用(写真左)。左側の通路を抜けると、家族用の靴箱と玄関ホールがあり、リビングへ直接入れる。コート掛けと鏡を設置しているのでお出かけの際も動きがスムーズ(写真右)。

収納力も抜群の対面キッチンは、白を基調にしていて光も入り、とても明るい。古い家では独立していたキッチンだが、これなら家族みんなの顔を見ながら家事ができる。

ご両親の書斎。現役で仕事をされているお父様のデスクや本棚にプラスして、お母様の作業スペースも。

1階のご両親の寝室は、北側ながら大きな窓があって明るく、眺めも良い。

寝室から写真左に続くウォークインクローゼットには、以前から持っていた着物を入れた箪笥を入れられるように大きさを確保した。

玄関やリビングから北側にある勝手口やご両親のプライベートスペースへ続く廊下。写真左側に見える寝室のすぐそばに、ご両親用の洗面台を設けている。

1階の一番北側に位置する勝手口。サブ冷蔵庫・冷凍庫の置き場としても、畑や小屋がある家の裏へ抜けるのにも欠かせない。

仏間としても使っている客間。仏壇や床の間など、ここだけは日本家屋の趣を残した。

仏間の窓に入れた建具は、以前の家の和室にあったものを使えるようにお願いしました。昔の建具は今の窓サイズに合わないため、窓枠を造作して合わせてもらっています。昔の家の趣が少しでも残せたのはうれしいですね(ご主人)。

2階の廊下の一角に設けた、ご主人の趣味コーナー。「ほんの2畳ほどですが、自分で棚を手づくりして、趣味の釣りの道具を飾ったり、収納できるようにしています」とご主人。

冬場は寒く、外干しができないため、サンルームは必須。「以前は部屋のあちらこちらに干していましたが、今はここにまとめて干せるので、部屋はスッキリ。陽当たりがいいので、乾きも良くて助かります」と奥様。

2階の南側にある子ども部屋は、友だちが遊びに来ても余裕の8畳。大きなクローゼットがあるので、片付けがしやすく、掃除も楽。いつもきれいにしていられる。

2階の主寝室。1階のご両親の寝室と同じブルーの壁紙をアクセントに使い、落ち着いた空間に。2階にはセカンドリビングもあるので、そちらでもくつろぎの時間を過ごせる。ウォークインクローゼットはハンガー収納がメイン。ハンガーに干した洗濯物をそのまましまえるようにしている。

白を基調に玄関回りは薄いブラウンでアクセントを入れた外観。手前、リビング前の花壇には、これから花や木を植える計画もあり、楽しみにしている。

 

 

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