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4世代6人家族の家族団らんとプライバシーを両立した家
家族みんなが過ごすのは、扉を開け放つと23畳もの大空間となる茶の間とダイニングキッチン。このダイニングキッチンを中心に、4世代の家族が集まります。
注文住宅事例満載の家づくり情報サイト｜イエマド編集部です。今回は、なんと4世代に渡って一緒に住むご家族のおうちをご紹介いたします。家の中心となるダイニングキッチンと茶の間は23畳もの広さで、家族みんなが集まれる団らんの場となっています。家族みんなが集まれる空間も大切ですが、一方で、各家庭のプライバシーもしっかり確保できる間取りになっています。多世代住宅をお考えの方、ぜひ、参考にしてみてください。
1階は家族全員の共有スペース2階はプライベートスペースに
今回の建て替えにあたり、1階はご家族全員が使う茶の間やダイニングキッチン、浴室のほか、客間、ご夫妻とお母様のプライベートスペース、2階はすべて息子さんご家族のプライベートスペースとしました。普段、家族みんなが過ごすのは、扉を開け放つと23畳もの大空間となる茶の間とダイニングキッチン。このダイニングキッチンを中心に、家族が普段使う所へぐるりと回遊できるつくりにしています。「外から帰ってきても、お風呂に入っても、2 階から降りて来ても…どこからでも家族が集まるダイニングにすぐに入ってこられます」と奥様。
2階は息子さんご家族の専用スペース。1階とは違い、落ち着いたダークブラウンを基調にしたリビングにはミニキッチンが。お孫さんの登校前でバタバタするという朝だけは、息子さん家族は2階で食事をするのだそう。部屋の配置は、お互いのプライバシーを大切に考え、茶の間とそれぞれの個室の間にスペースを設けるように工夫しました。「子どもが大きくなったときに、テレビの音や、各部屋からの生活音が気にならないように。それでいて必ずリビングを通って部屋に行くようにして顔を合わせられるようにと考えました」と息子さんの奥様。お風呂は1階で共同ですが、洗濯は独立して2 階で行えるよう、2階にも洗面洗濯室を設け、洗った洗濯物はご夫妻の寝室から続くサンルームへ。「陽当たりもいいのですが、乾きにくいときは戸を閉めてエアコンを使えばスッキリ乾きます」。
家族全員での団らんはもちろん、それぞれのプライベートも大切にできる暮らしを実現する家。大きな家の中にも細かな工夫がぎゅっと詰まった家になりました。
信頼と安心価格で納得の家づくり
梨園を営むK様ご家族は、K様ご夫妻、お母様、息子さんご夫妻とお孫さんの4世代6人家族。同じ敷地内に建っていた古い家で一緒に暮らしていたご家族でしたが、度重なる地震やお孫さんの成長をきっかけに、安心できる家を…と建て替えを決断しました。建て替えにあたっては、知人の紹介でエスホームへ。「他社で相談しても折り合わなかった価格もエスホームさんでは安心できる価格でした。話がスムーズに進んで、こちらの希望を聞いてもらえたので安心しましたね」とご主人。
4世代家族が住まう理想の間取り
高級感のある格天井が印象的な茶の間と、広々としたダイニングはK様ご家族の憩いの場。茶の間は、中央の畳を外せば掘りごたつになる。格天井とデザインを合わせた扉を閉めれば各部屋を独立して使うこともできる。
家族全員で使う1階のダイニングキッチンはどこからでも入ってこられるので家族が集まるのにとても便利。キッチン前のカウンターは息子さんのこだわりで、1枚板を使用している。
食器はもちろん、電子レンジや炊飯器などの家電がすべて収まる収納棚は造り付け。「扉を閉めるとすっきり見えるので気に入っています。冷蔵庫の上にも棚板を付けてもらって物を置けるようにしました」と奥様。
2 間続きの和室は各8 畳。仏壇がぴったり収まるようにしたり、床の間を設けたりしてスッキリと。以前住んでいた日本家屋と同じように、各部屋に行ける廊下を設けたので、奥の部屋にいても手前の部屋を通らずに出入りができる。
家族全員の靴などが収まる土間収納を備え、広々としたホールの玄関。正面には8寸の立派な大黒柱があり、K様邸の顔となっている。柱の向こう側は階段下で、三つの収納スペースがある。
階段はあえて玄関からすぐではなく、奥側にして完全プライベート空間に。廊下の奥に洗面脱衣室、さらに奥には勝手口がある。
日頃からよく使うという勝手口を入ったところに洗濯室。左はパントリーとキッチンへ、右側は洗面脱衣室、浴室がある。
車いすを使うようになっても安心の、広々とした1階のトイレは、高齢のお母様が使いやすいように、お母様の部屋の隣に配置。隣り合う壁は防音壁にした。
引き戸はなるべくレールがない吊り戸にしました。完全バリアフリーなのでつまずいたりする心配がなくて安心だし、掃除もラクです。3枚吊り戸の部分は、ストッパーになるマグネットが床に埋め込まれています（息子さんの奥様）。
1階のご夫妻の寝室には大容量の納戸スペースをとった。以前から使っていた箪笥のサイズを伝えて、無駄なスペースができないようにしている。化粧や事務仕事ができるカウンターも設けて快適に。
1階のお母様の部屋からは家の裏にある木村家の梨園がよく見える。「景色も良くて、本当に気に入っています」とお母様。
2階の息子さんご家族のリビング。1階とは違い、ダークブラウンの床材でシックな印象にし、ミニキッチンを入れた。2階の中心にあるので窓はバルコニー側のみだが、大きな窓を入れているので常に明るい。
2階の息子さんご夫妻の寝室。リビングとの間には階段があるので独立感がある。奥には洗濯物を干すサンルームが隣接し、そこからすぐに階段があり、回遊できるようになっている。
子ども部屋もリビングからワンクッション置くように、廊下を設けた。1階から上がってきたらリビングを通り、家族と顔を合わせてから個室に入るようにした。
大きく張り出した軒を柱が支え、風格のあるたたずまいの外観。息子さんご家族の居室になっている2階部分は、1階で暮らす親世帯の個室の真上にならないように片側へ寄せて配置した。
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