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ゆとりのある動線と収納がたっぷりの家

「絶対にこうしたい」という希望が特になかったと話す奥様。ただ2つだけ、来客時でも余裕のある開放感と、収納がたっぷりあるということを実現しました。

2020.09.18/イエマドアルファ編集部

注文住宅事例満載の家づくり情報サイト|イエマド編集部です。今回は、狭い仮設住宅暮らしだったご夫妻がゆとりのある空間と収納たっぷりの家が完成するまでをご紹介します。狭くて窮屈だった仮設住宅暮らしと正反対にリビングは明るく開放的な空間となりました。ぜひ、参考にしてみてください。

いつでも人を受け入れられる包容力のある間取りに

ご夫妻ともに「絶対にこうしたい」という希望が特になかったと話す奥様。「提案される内容が本当にいいので、ほとんど〝じゃあ、それにしようか〟と返事をする形で進んでいきました。予定が合わずなかなか話を進められないこともありましたが、社長や担当の佐々木さんには頼りっぱなしで悩むこともあまりなかったですね」と奥様は微笑みます。

ただ、二つだけ、ご夫妻の希望がありました。来客時も余裕のある開放感と、収納がたっぷりあるということ。狭くて窮屈だった仮設住宅暮らしと正反対の家です。「仮説住宅のときは、誰かが遊びに来ると全員は座りきれない狭さだったので、〝いつでも人が集まれる広いリビング〟は2人のあこがれでした」。

その希望通り、リビングは白を基調に明るくて開放感に満ちた空間となりました。ウッドデッキへと続く大きな掃き出し窓からの陽射しに加え、階段の吹き抜けからは柔らかな光が注ぎます。2階には、将来的に同居の可能性があるお母様の部屋や来客用の部屋も準備しました。そのときのことを想定して、1階のキッチンは誰でも自由に使えるようにと、余裕ですれ違うことができるゆとりのある通路幅にしました。アイランド型キッチンを中心とした回遊できる動線は、家事動線としても、ご夫妻の愛犬にとっても快適な通り道になっています。大人数の来客を迎えても気持ちにゆとりがあり、送り出した後、1 日の終わりの時間に、大きなソファに座ってお酒を飲む時間が今のご夫妻の楽しみなのだそう。

もう一つの希望である収納も各部屋にしっかりと確保しました。仮設住宅では荷物を増やせずにいたというご夫妻。今はまだ、つくった収納の半分も使っていません。新居にはまだまだ余白がたっぷり。これから楽しい未来が詰め込まれていくことでしょう。

親戚の評判から工務店選び

東日本大震災で被災され、住んでいた仮設住宅の退去時期が決まったことを機に家づくりをスタートしたS様ご夫妻。土地はご親戚から譲り受け、住宅会社は、先に家を建てたご主人のお兄様やご友人から評判のよかったプロメイクホームに最初から決めていました。スムーズなスタートを切った家づくりは、その後も順調に進みました。

いつでも人が集まれる広いリビングがある家

細やかなクロス使いもS様邸のポイント。リビングと和室の1面にはグレーを、キッチンの背面にはブルーのクロスをセレクト。どちらもスモーキーカラーなので多色使いでも統一感があり、表情豊かな空間となっている。テレビボードと飾り棚は造作してもらった。白がグレーの壁に映え、高級感を漂わせる。

赤いペンダントライトがポップなキッチン。ゆったり通路を挟んで、背面にはクローゼットとオープン棚の大容量収納を備える。急な来客時にはオープン棚はロールスクリーンで目隠しできる。

和室は下に収納を備える小上がりスタイル。壁の一部を縦格子にして抜け感を出し、光や風はさえぎらずにプライベート感のある心地よい小部屋になった。縦格子は手塗りでムラをつくり、味のある仕上がりに。

LDKに隣接するトイレは、リビングとの間に小さなホールを設け、扉を付けることでプライバシーに配慮した。ホール内には階段下を利用した収納も備える。

玄関はダークブラウンのシューズボックスを選び、落ち着きのある大人の雰囲気を漂わせた。奥には外出着を掛けられるコートハンガーを設置。手前左には階段下を利用した土間収納も。

農家の多いこの辺りでは野菜をいただくことがよくありますが、高断熱高気密の家は家の中が暖かいので野菜が傷みやすいんです。室内よりも温度が下がる玄関土間は、野菜や米などの保存場所におすすめです(高橋社長)。

白一色が清々しい吹き抜け階段。2階の腰壁の一部を手すり仕様にし、より開放感をアップ。2階の通路側の壁には可動式の棚を設置。棚板の使い方次第でプチ書斎としても使える自由度の高い設計に。

ランドリールームとしても活躍する階段ホール。存在感のあるアイアン製の手すりとシーリングファンでモダンな空間に。2階の手すり部分には愛犬の落下防止にクリアパネルを貼っている。

2階には同じサイズの部屋を三つ用意した。寝室にはご夫妻の好きなグレーを1面に。天井には他の部屋よりもワントーン落としたベージュ系のクロスを用いてより落ち着きを加えた。

将来同居の可能性があるお母様のために用意した部屋。「白いクロスも各部屋でニュアンスの異なるものを選びましたが、想像以上に効果的で気に入っています」と奥様。

1部屋は「将来自分の部屋にもらう」と甥御さんが予約済み。クローゼットのほかにチェストが納まる棚を造り付け、上部はフリーなスペースに。壁一面を収納利用する。

ホテルの一室のような1階の洗面脱衣室。高級感あふれる洗面台はオリジナルの造作。「私は素材を選んだだけで、佐々木さんが全部考えてくれました」と笑顔の奥様。

玄関ポーチの上を利用した広いバルコニーは「まだ活用できていない」と話す奥様。テーブルや椅子を置いたり、愛犬が遊べるスペースにしたりと構想を楽しんでいる。

ご主人セレクトの黒い外壁に片流れ屋根でクールな外観。柔らかな印象をプラスしたバルコニーから玄関ポーチの淡いベージュ色は奥様のお気に入り。

 

 

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