家の中心となるリビングを広く横長に配置するつくりに。南側に大きな掃き出し窓を二つ並べて配置することで、窓から光がたっぷり入る明るい空間が生まれました。
「建てるなら平屋」そう決めていたご夫妻の土地探しから間取りづくりまでの体験記。日当たりを確保するのが難しい平屋の間取りづくりはアイディア次第で快適な空間に。
小上がりやスキップフロアなど、アップダウンの表情が楽しいLDK。「小上がりに腰かけてスキップフロアで遊んでいる子どもたちを見るのが好きなんです」と奥様。
K様のお宅は無垢材のフローリングを使用した温かみのある空間が印象的です。「傷つくか心配でしたが、結果ほぼすべてに無垢材を使って正解でした」と、住み心地のよさを実感しているそうです。
ご夫妻がこだわったのは、室内のインテリア。おしゃれな壁紙を各部屋に使いました。1階はアメリカ西海岸をテーマにご主人が担当、2階はバリ風のアジアンテイストが好きだという奥様が担当し、個室だけではなく、すべての壁紙や建具にお二人のセンスが光ります。
学生時代からアメリカスタイルの家に憧れていたというご主人。家づくりを考え始めたとき、〝木の家〟以外は考えられなかったと言います。
和室とひと続きにもできる広々LDKには、玄関からまっすぐの廊下経由、スイッチングルームとして稼働する和室経由、お風呂へも直結する洗面脱衣室経由と、玄関からの動線を3つ確保。自由度の高い動線は、ご長男とご主人の追いかけっこ遊びにも活用されているのだとか。
雪国にお住いのO様ご夫妻はビルドインガレージを最優先して家づくりを考えました。大雪対策としてつくったビルドインガレージ。シャッターを開ければすぐに道路に出られるガレージは、雪かきの負担を減らします。
パインの無垢床、白木や塗り壁風のクロスでかわいらしく仕上げたLDK。白ベースの壁に淡いパステルブルーのリビング扉でアクセントをつくったところがポイントです。
壁や天井にホタテの漆喰壁を採用するなど、自然素材にこだわった家。スイッチやコンセントカバーにもこだわりのセンスが詰まっています。
カフェ巡りが趣味だというK様の家づくりに密着。「カフェのような居心地の良さ」をテーマに、おしゃれな雑貨やインテリアで統一しました。
玄関ドアの先に広がるゆったりとした空間。明るく開放的な玄関ホールはT様ご夫妻のお気にいりの場所です。「帰るとホッとする広い玄関にしたかった」とご主人は言います。
内外装の理想をすべて詰め込んだというおうちは、南欧風の外観。外だけでなく、室内もデザイン性にこだわったという照明やクロス、ナチュラルな風合いの床など、おしゃれな空間に。そこかしこに新居の喜びがあふれます。
腰壁風のクロスをぐるりとめぐらせ、奥様あこがれのカフェ風に仕上げたLDK。15畳と標準的な面積だが、家具の配置がすっきりとしていて自由に使えるスペースが多い。食事は、普段はソファの前のテーブルでとり、大勢で集まるときは、キッチン横のスペースにテーブルを追加する。「ラーメンのときは、お店みたいにカウンターで気分良く食べています」と楽しみ方はいろいろ。
真っ白な空間に、2本の梁がアクセントとして映えるリビング。壁や床に設置された吸い込み口と吹き出し口から空気を循環する、全館空調システムを完備しているため、夏も冬も、家中を一定の温度で過ごすことができる。外付けのエアコンも必要ないため、すっきりと開放感のある空間になっている。