腰壁風のクロスをぐるりとめぐらせ、奥様あこがれのカフェ風に仕上げたLDK。15畳と標準的な面積だが、家具の配置がすっきりとしていて自由に使えるスペースが多い。食事は、普段はソファの前のテーブルでとり、大勢で集まるときは、キッチン横のスペースにテーブルを追加する。「ラーメンのときは、お店みたいにカウンターで気分良く食べています」と楽しみ方はいろいろ。
真っ白な空間に、2本の梁がアクセントとして映えるリビング。壁や床に設置された吸い込み口と吹き出し口から空気を循環する、全館空調システムを完備しているため、夏も冬も、家中を一定の温度で過ごすことができる。外付けのエアコンも必要ないため、すっきりと開放感のある空間になっている。
新建材を使った家には興味がなかったというご夫妻。構造材や内装材はすべて京都産の国産無垢材を使用しました。床をはじめ「まるで森林浴をしているみたい」と奥様は語ります。
間取りを考える際に大切にしたのは「行き止まりのない回遊式の動線」だと奥様は語ります。「飽きがこないようシンプルなのが一番だと思いました」と、未来を見据えた家づくりを行いました。
家を建てる前は、ついデザインや、性能に目が行きがちな家づくりですが、住んでみて感じる使いやすさという点についても気を付けたいところです。今回は収納動線の工夫によって、家を建てた後も快適に暮らすご家族をご紹介します。
「子どもたちがのびのびと遊べるようにしたかった」というリビングは広々。たっぷりの収納スペースに物が収まっているのでいつでもすっきり。リビング階段の手すりはインテリアコーディネーターと打ち合わせを重ねてリッチなアメリカンのイメージに。
奥様が重視したのは、デザイン性より家事動線を考えた実用的で暮らしやすい家です。以前住んでいたというアパートの不満を解消し、グッと家事が楽になりました。
無落雪住宅とは、屋根に雪を載せたまま自然処理する住宅です。万が一、大雪で雪下ろし作業が発生しても、フラット屋根のため危険性が軽減されます。北国にお住いの方はこれからの家づくりの参考になること間違いなし!
リビングでくつろぐ川﨑様ご家族。キッチンはリビングダイニング、和室まで見渡せる対面式で、和室の扉は開ければリビングと一体感が出る4枚扉だ。1階はこの他も開き戸のような可動域が不要で風通しの調整もしやすい引き戸を多用している。
理想の新築マイホーム像はご家族によって様々。家づくりを始めるとなれば、それを具体的に間取りプランに落としこむ必要があります。理想の新築マイホーム像や要望を間取りに反映するには、どのように進めれば良いのでしょう?間取りを考えるポイントや注意点を学びましょう!
念願のマイホームでは、とにかく内装を重視したという、光沢のある黒のフローリングでビシッと決めたN様のお宅。特にリビングは、間接照明を仕込んだり折り上げ天井との組み合わせで高級な宿泊施設のようになりました。
自然な木目と、海をイメージした青で西海岸風にまとめたLDK。大きな掃き出し窓は一つだが、キッチン背面上の窓から光が入り明るい。キッチンカウンターとテーブルの間の柱は構造上必要なもので、アクセントになるようにあえて太くしたところ、時計がぴったりサイズに。
関から見たLDK。右奥の和室上部はリビングと空間をつなげて奥行きを遮らないつくり。仕切りとなるカウンター棚はお子様のおもちゃ入れスペースに。ソファに腰掛けたとき和室の中が見えないようにその高さを調節した。左手はご家族の着替えを収納する大容量のファミリークローゼット。
みなさんは、「新築」を視野に入れている方が多いはず。せっかく家を建てるのなら、冷暖房効率の良い省エネな家にしませんか?
明るいリビングで団らんを楽しむN様ご家族。LDKへは玄関から廊下経由、和室経由、洗面脱衣室経由と3つの動線を確保。和室とひと続きにすることでリビングをさらに広い空間としても使える。調光可能なダウンライトの配列を工夫することで、シーンに合わせてさまざまな表情を演出できる。