リビングは南向きの立地を生かしワイドスパンの窓に。リビングにつながる洋室の西側に窓を配置しているので風が抜けて、エアコンなしでも快適。
黒の建具や柱でキリッと引き締まったリビング。洗濯物の片付けも掃除も自分でするという自立したお子様たちのため、それぞれに個室を用意しているが、普段はリビングに集まってにぎやかに遊んでいる。立地を含め、家づくりは防犯を重視した。
趣味も大事にしたくて家にかける予算なるべく抑えたのですが、抑えた予算でも満足のいく自由な設計の家が建てられることに驚きました。とご主人。
1階と2階で住み分ける形で間取りづくりをスタート。平日はほとんど顔を合わすことはないですが、玄関が共用なので一緒に暮らしている感覚もある、ほどよい距離感が心地いい。
余計な物がない空間でも殺風景にならないのは、ひとえに配色の効果。一方で、個性の強いアクセントクロスを、壁全面に採用した大胆な部屋でも不思議とうるさくならないのは、細かな配色への配慮に工夫があるからです。
家全体の雰囲気がおしゃれに統一されているのは、ご夫妻が、最初にシックな床色と建具や壁紙の色使いを決めたことで実現しました。
リビングからお手洗いまでアクセントクロスで個性的に。同じところは一つもないのに、無地と柄物のバランスの良さで全体がおしゃれにまとまりました。
明るい光が差し込む室内は、「インドア派なのでリラックスできる空間づくりを心掛けました」という奥様の言葉通り、ナチュラルな風合いの床や建具がゆったりと優しい雰囲気を醸しています。
「アメリカンテイストが好き」だというご夫妻。西洋海岸風とブルックリンスタイルの二つのテーマの住み分けに成功しています。
玄関へ入ると、広さのある玄関ホールの向こうにリビングが広がります。さらにリビングの中央にある階段へと続くスキップフロアも空間に広がりを加えています。
「子供ができたらリビングでワイワイしたい」と将来の子育てを思い描いてつくった広いLDK。開口部を大きく取り、和室で遊ばせることもイメージした。蓄熱暖房機とエコキュートを備えているため多くの電力を使うが、4kWの太陽光発電のおかげで2LDKのアパート時代よりも光熱費を抑えられた。
玄関を開けると、廊下からリビングまで開放感のある真っ白な空間が続く関根様のお宅。吹き抜け階段からは明るい陽射しが室内を照らし、双子のかわいいお子様たちがリビングダイニングや階段を元気良く行ったり来たり。
「建てるなら平屋」そう決めていたご夫妻の土地探しから間取りづくりまでの体験記。日当たりを確保するのが難しい平屋の間取りづくりはアイディア次第で快適な空間に。
小上がりやスキップフロアなど、アップダウンの表情が楽しいLDK。「小上がりに腰かけてスキップフロアで遊んでいる子どもたちを見るのが好きなんです」と奥様。
K様のお宅は無垢材のフローリングを使用した温かみのある空間が印象的です。「傷つくか心配でしたが、結果ほぼすべてに無垢材を使って正解でした」と、住み心地のよさを実感しているそうです。