ご家族が集う陽当たりの良いダイニングにアンティークな家具がマッチしている。「ナチュラルカントリーなインテリアが映える場所にしたかった」と言う奥様のご希望通り、みんなが笑顔で心地良く過ごせるオシャレな空間に。
リビングはご家族の団らんの場。白い木目のフローリングはショールームで一目ぼれしたもので、「ナチュラル感があるうえ、汚れや傷も目立ちにくいんです」と奥様。大工にしっかりと取り付けてもらったというハンモックは耐荷重量100㎏。「子供たちの格好の遊び場になっています」(ご主人)。
リビングは、奥様がひとめぼれしたアンティークな趣きの床材を中心にコーディネートした。かわいらしいシャンデリアに姉妹は大喜び。小上がりは和のイメージ。琉球畳、障子のように薄明かりの入るプリーツスクリーンを採用し、さらに壁クロスをリビングと同系色ながら柄を変えることで和風を強調した。
リビングには庭に面した二つの大きな窓から陽射しが注ぐ。道路側はテレビを置くために横長タイプの窓にし、高い位置へと設置したことで、外からの視線を避けられる。広い畳スペースは、ダイニングとしても活躍する。
リビングダイニングでくつろぐ鈴木様ご家族。吹き抜けにこだわった理由は「第1に解放感、第2に1階にいても2階にいる家族の声が聞こえてくる距離感を大切にしたかったから」と奥様。L字型の階段が部屋全体にゆったりと優雅な印象をもたらしている。
大きな水槽が印象的なリビングダイニングスペース。水槽を別室に設けたことで、お子様のいたずらや事故を防げる。水槽の左側のドア奥には2階へ続く階段があり、ドアによって冷暖房の効率アップ。このドアまでがリビングで、ダイニング側と壁紙を変えている。
39㎡のLDKの中心で、一際目を引くフルオープンキッチンはご家族の憩いの場。南側の大きな窓から明るい光が降り注ぎ、東西に窓を設けているので風通しも良い。ライトメイプルの床材は幅広のものを見つけて即決。
和室側から見たLDKは温かみのある木の風合いが印象的。リビングの壁面収納はインターネットで注文したもの。事前にサイズを伝えて、クロス貼りの際に設置した。ダイニングの一角には書類関係や小物を収納できる可動棚と、お子様のスタディスペースにも使えるカウンターを造り付けた。
大きな窓で明るさと開放感を演出したLDK。天井は梁を見せる代わりに木目調のクロスを採用した。ダウンライトの縁を白にしてクロスから浮かないよう工夫している。ワイドスパンなため構造上必要な中央の壁を活用し、コルクボードにした。窓はオール樹脂サッシとトリプルガラスで結露を回避している。
光が差し込む明るいリビングで家族の時間を過ごす山形様ご家族。床の色に合わせて天井に化粧梁を設けるなど、木の温もりを大切にした空間だ。リビングや和室で遊ぶお子様の様子が見渡せるようにと、対面式のキッチンにしたのは奥様のこだわり。
落ち着いたメープルの床と天井のダークブラウンで統一感を出したLDK。カウンター下の造り付けの棚は、あらかじめ収納するものの寸法を出しサイズを合わせてつくった。照明は電気関連のお仕事をしているご主人のセレクトでセンス良くまとめている。
クロスや床の色づかいをあえてシンプルにし、タイルを貼ったニッチやデザイン性の高い照明でアクセントをつくったセンスの良いLDK。ダイニングテーブルの横は、お子様の遊び場として使うため広めにスペースを取っている。「この家に来て娘がはしゃぐようになりました。ドアノブが手の届く高さになったので、自分で開けて家の中を歩きまわっています」(奥様)。