K様のお宅は無垢材のフローリングを使用した温かみのある空間が印象的です。「傷つくか心配でしたが、結果ほぼすべてに無垢材を使って正解でした」と、住み心地のよさを実感しているそうです。
学生時代からアメリカスタイルの家に憧れていたというご主人。家づくりを考え始めたとき、〝木の家〟以外は考えられなかったと言います。
和室とひと続きにもできる広々LDKには、玄関からまっすぐの廊下経由、スイッチングルームとして稼働する和室経由、お風呂へも直結する洗面脱衣室経由と、玄関からの動線を3つ確保。自由度の高い動線は、ご長男とご主人の追いかけっこ遊びにも活用されているのだとか。
家を建てる前は、ついデザインや、性能に目が行きがちな家づくりですが、住んでみて感じる使いやすさという点についても気を付けたいところです。今回は収納動線の工夫によって、家を建てた後も快適に暮らすご家族をご紹介します。
明るいリビングで団らんを楽しむN様ご家族。LDKへは玄関から廊下経由、和室経由、洗面脱衣室経由と3つの動線を確保。和室とひと続きにすることでリビングをさらに広い空間としても使える。調光可能なダウンライトの配列を工夫することで、シーンに合わせてさまざまな表情を演出できる。
家づくりのコンセプトが特になかったというF様ご夫妻。住宅展示場を回り、そこで出会ったのが薪ストーブでした。薪ストーブが似合うナチュラルテイストのリビングができ上がりました。
姉弟が縄跳びをするほど広い22畳のLDK。日本で有数の豪雪地域なので、雪積荷重に耐えるために構造を支える柱が2ヵ所に入ったが、ダイニングとリビングの仕切りとして役立っている。共働きで平日の掃除はロボット掃除機に任せるため、手入れが簡単な家を目指した。リビングの壁クロスは汚れを落としやすく、ニオイを吸着するタイプを採用。床は、傷つきにくいフローリングに。
森様ご家族はご夫妻とお嬢さん二人の4人家族。室内は、壁と天井は白、床はライトブラウンを基調とした温かな空間だ。リビングとキッチンカウンターの上に設えた棚はご主人の手づくり。普段は和室の引き戸を開けて広々と使い、来客時には戸を閉めて客間として利用している。
ご夫妻のこだわりは、食事をするスペースとリビングを明確に分けたとこと。でも広さを感じられるレイアウトにしたい。その希望を叶えるために試行錯誤を繰り返しスペースを区切ることに成功しました。
落ち着いた雰囲気のリビング。ご主人のセンスで建具やフローリングをダークブラウンに統一した。キッチンカウンター下はリビング側も収納に。ホーロー製なのでお子様が落書きをしても簡単に消せる。
リビングでくつろぐ内山田様ご家族。水回りの一部を除いて壁は塗り壁、床は杉材を使い、建具はダークブラウンで統一した。キッチンは広々と使えるフルフラットの対面キッチン。油はねを防止するオイルガードも半透明のパネルにして部屋に解放感をもたらした。
理想の新築マイホーム像はご家族によって様々。家づくりを始めるとなれば、それを具体的に間取りプランに落としこむ必要があります。理想の新築マイホーム像や要望を間取りに反映するには、どのように進めれば良いのでしょう?間取りを考えるポイントや注意点を学びましょう!
南に面した掃き出し窓と吹き抜けからの光が豊かなLDK。無垢材の床は冬でも裸足が心地良い。「いつでも本を手に取れるように、暮らしの中心に本棚を置きました」とご夫妻。キャットウォークに大きな本棚を設けたほか、キッチンカウンターの下にもお子様の本を。
S様ご夫妻の奥様が感じていた実家の不便な経験から、回遊動線に子こだわった間取りにしました。こすることで子育てがしやすくなり、一緒に住むお母さま含めみんなが暮らしやすい3世代住宅の間取りにすることができました。
北欧テイストにまとめたLDK。床は落ち着いたオークを採用した。リビングとダイニング・キッチンをL字に配置することで程よくスペースを分けた。「キッチンにいてもリビングに目が届くので子供を遊ばせていても安心です」と奥様。