玄関へ入ると、広さのある玄関ホールの向こうにリビングが広がります。さらにリビングの中央にある階段へと続くスキップフロアも空間に広がりを加えています。
建具や階段もすべて白を基調にしたLDKは、調光式のダウンライトでよりすっきりとし、広く感じられる。窓には、開口部の広いワイドな2枚窓を採用した。
ご夫妻がこだわったのは、室内のインテリア。おしゃれな壁紙を各部屋に使いました。1階はアメリカ西海岸をテーマにご主人が担当、2階はバリ風のアジアンテイストが好きだという奥様が担当し、個室だけではなく、すべての壁紙や建具にお二人のセンスが光ります。
玄関ドアの先に広がるゆったりとした空間。明るく開放的な玄関ホールはT様ご夫妻のお気にいりの場所です。「帰るとホッとする広い玄関にしたかった」とご主人は言います。
S様ご家族が家づくりで大切にしたことは、安全で暮らしやすい家。以前の住んでいたマンションが地震の揺れにより収納棚が倒れてきたことがきっかけでした。間取りをS様ご家族が家づくりで大切にしたことは、安全で暮らしやすい家。以前の住んでいたマンションが地震の揺れにより収納棚が倒れてきたことがきっかけでした。間取りをシンプルにした分壁紙や家具にこだわったといいます。
ご夫妻とご長男、そして愛猫がご家族。家族が集まるLDKは、「ダイニングテーブルに座っていてもキッチンに立つ妻と会話できてうれしいですね」とご主人。奥様こだわりのダイニングのペンダントライトと梁のラインがアクセントに。リビングのソファは愛猫に合わせ、グレーをセレクトして落ち着いた雰囲気。
ご家族が集う陽当たりの良いダイニングにアンティークな家具がマッチしている。「ナチュラルカントリーなインテリアが映える場所にしたかった」と言う奥様のご希望通り、みんなが笑顔で心地良く過ごせるオシャレな空間に。
リビングは、奥様がひとめぼれしたアンティークな趣きの床材を中心にコーディネートした。かわいらしいシャンデリアに姉妹は大喜び。小上がりは和のイメージ。琉球畳、障子のように薄明かりの入るプリーツスクリーンを採用し、さらに壁クロスをリビングと同系色ながら柄を変えることで和風を強調した。
LDKは約16畳あるので、二人のお子様が遊ぶのはもちろん、お友だちが集まっても充分の広さだ。リビング南側の掃き出し窓は、ワイドなものにして明るく。「今後はそこにウッドデッキをつくって人や犬が出入りできるようにしたいんです」とご主人。
南に面した掃き出し窓と吹き抜けからの光が豊かなLDK。無垢材の床は冬でも裸足が心地良い。「いつでも本を手に取れるように、暮らしの中心に本棚を置きました」とご夫妻。キャットウォークに大きな本棚を設けたほか、キッチンカウンターの下にもお子様の本を。
S様ご夫妻の奥様が感じていた実家の不便な経験から、回遊動線に子こだわった間取りにしました。こすることで子育てがしやすくなり、一緒に住むお母さま含めみんなが暮らしやすい3世代住宅の間取りにすることができました。
オープン階段の下は、奥様のお気に入りスペース。ご主人は、窓辺のフローリング畳でくつろぐのが至福のひとときだ。部屋を広く見せるために、カーテンは通常よりも高い位置に取り付けた。「カーテンも陽に焼けないし、夜閉めると雰囲気が変わって素敵なんですよ」と奥様。
リビングはご家族のくつろぎの場所。「アイランド型はあこがれでした」と奥様が言うキッチン。向かって左に洗濯機のある洗面脱衣室、右にはダイニングテーブルを一直線に配し、シンプルでスムーズな家事動線を実現した。
大きな水槽が印象的なリビングダイニングスペース。水槽を別室に設けたことで、お子様のいたずらや事故を防げる。水槽の左側のドア奥には2階へ続く階段があり、ドアによって冷暖房の効率アップ。このドアまでがリビングで、ダイニング側と壁紙を変えている。
ナチュラルテイストのリビングダイニングは写真正面の三連縦すべり出し窓がアクセント。また、キッチン前カウンター、学習用デスク、テレビ台などを造り付けることで、ダイニングテーブルや家具を置かない広々空間を実現。