落ち着いたメープルの床と天井のダークブラウンで統一感を出したLDK。カウンター下の造り付けの棚は、あらかじめ収納するものの寸法を出しサイズを合わせてつくった。照明は電気関連のお仕事をしているご主人のセレクトでセンス良くまとめている。
入居時に三男が誕生し、いっそうにぎやかになった岩切様ご家族。信楽焼のポップな照明の下で、楽しく食卓を囲んでいる。内装はシンプルに、明るさにこだわって掃き出し窓は幅広のタイプにした。左の高窓の裏はファミリークローク。高窓からもれる明かりでファミリークロークに人がいることがわかるようになっている。
クロスや床の色づかいをあえてシンプルにし、タイルを貼ったニッチやデザイン性の高い照明でアクセントをつくったセンスの良いLDK。ダイニングテーブルの横は、お子様の遊び場として使うため広めにスペースを取っている。「この家に来て娘がはしゃぐようになりました。ドアノブが手の届く高さになったので、自分で開けて家の中を歩きまわっています」(奥様)。
ダイナミックな吹き抜けの空間が気持ちいいリビングは、家族が集う憩いの場。漆喰の壁とダークブラウンの床の落ち着いた雰囲気の中で、存在感のある化粧梁が活きている。リビングダイニング、階段、2階の廊下につながりがあり、家族がお互いに気配を感じることができる室内。
オフホワイトの壁とさわやかな木目が心地良い室内。シンプルだが、奥様の施す本格的なディスプレイの土台としてちょうど良い色づかいとなっている。 「クリスマスやハロウィーンなど季節ごとにすべてつくり変えています。子どもも一緒に木材を切ったり、ねじを回したり、楽しんでいます」。
もうすぐ男の子を迎える森田様ご家族。以前のマンション暮らしに不便を感じ、一軒家を建てることにした。家事は、平日は奥様、週末はご主人がメイン。家事動線や設備の使い勝手は二人で検討した。
「ナチュラル系よりもシックな雰囲気が好きなんです」というご主人。ダークブラウンを基調としながらも、真っ白な漆喰風の壁紙と天井が窓からの陽射しを明るく反射してくれる。 ダウンライトで統一したシンプルな空間の中で、キッチン、ダイニング、和室の照明がインテリアとしてのアクセントになっている。