和室側から見たLDKは温かみのある木の風合いが印象的。リビングの壁面収納はインターネットで注文したもの。事前にサイズを伝えて、クロス貼りの際に設置した。ダイニングの一角には書類関係や小物を収納できる可動棚と、お子様のスタディスペースにも使えるカウンターを造り付けた。
大きな窓で明るさと開放感を演出したLDK。天井は梁を見せる代わりに木目調のクロスを採用した。ダウンライトの縁を白にしてクロスから浮かないよう工夫している。ワイドスパンなため構造上必要な中央の壁を活用し、コルクボードにした。窓はオール樹脂サッシとトリプルガラスで結露を回避している。
和室とのつながりを持たせることでゆったり贅沢な空間に仕上げたLDK。和室を仕切る引き戸は4枚仕様で、床の間の壁面に収納でき、すべて開ければ大きな空間となる。落ち着いた雰囲気の民芸調インテリアが沈まないよう床や建具は明るめのトーンに統一。
小さなお子様がゴロゴロできるようにリビングの一部を畳敷きにした。天井、床と畳の色を同系色でまとめ、ドアや収納扉は白で統一することで水色の壁が主張しすぎず、爽やかさと優しさを併せ持つ空間づくりに成功。梁出し天井や木目天井は見学会が参考になったとご夫妻。
高さのある天井が、広々とした印象を与える開放的なリビング。ご夫妻ともに好きな色味である黒とグレーウッド調で統一し、洗練されたクールさと温かみが調和している。スタイリッシュでありながら居心地の良さも感じさせる。
「年配になったときにゆっくりと暮らせるように」と、シンプルで落ち着きのある内装を心掛けた。「白は汚れが目立つので、かえって掃除や片付けをやろうという気になります」とご夫妻。奥様は“見せる収納”や雑貨のディスプレイに意欲満々。
奥様こだわりのペンダントライトも白で統一し、上品にまとめたダイニングキッチン。 オシャレなカフェのような雰囲気のアクセントとなった壁のアイアン時計は、ご主人のお母様からのプレゼント。玄関から入って最初に目に入るカウンターには、ニッチを造り付けた。